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海外で「犯罪」に巻き込まれた場合

2011/04/15

日本ほど安全な国はない、と言える一方で、海外では危険な国がたくさんあります。例えば、スリや置き引き、ひったくりや強盗、泊まっているホテルの部屋での空き巣、さらにナイトバーで詐欺やぼったくりなど、さまざまな犯罪に巻き込まれる可能性があります。

特に、日本人はお金を持っているというのが世界共通で思われていますので、狙われる格好のターゲットとも言えます。

では、実際に犯罪に巻き込まれた場合、どうすればよいのでしょうか。

もしツアーの場合、添乗員さんに相談してもいいでしょう。個人旅行の場合、心もとないと思えば、ホテルのフロントにいるスタッフを頼ってもいいかもしれません。とにかく、犯罪に巻き込まれた直後は、パニック状態になってしまいがちです。とりあえず落ち着くことが大事。誰かがいれば、次第に落ち着いて冷静になるはずです。

そして、現地の警察に行きましょう。警察の場所がわからなければ、ホテルや駅などで最寄りの交番などの場所を聞くことをおすすめします。

ちなみに、私がスペインでスリに遭った際、駅で交番の場所を聞いて向かいました。そして、交番で順番待ちのリストに名前を書いた後、しばらく経ってから呼ばれました。

そして、事情聴取です。日本でもなかなか経験のないことで戸惑いましたが、心を落ち着かせて犯罪に遭った場所や日時、状況などを警察官に伝えました。この時、スペインでしたが英語ができる警察官で助かりました。日本語ができる警察官は海外ではほぼいないでしょう。最悪、現地の言語でしか通じないこともあると聞き、英語がこの時ほど重宝したことはありません。

事情聴取が一通り終わると「盗難証明書」を発行してもらいました。この証明書は帰国後、とても大事です。なぜなら、海外旅行保険で保険金として戻ってくる場合の証明書になるからです。この証明書の有無で、手続きの早さが違ってきます。実際に帰国後、この証明書を保険会社に提出するとすぐ保険金を振り込んでもらえました。

海外で盗難に遭ったものは基本、戻って来ないと思った方がいいでしょう。でも万が一に備えて保険に入っておくとよいこともあります。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。