不安解決、はじめての海外旅行
不安の多い海外旅行。はじめて訪れる海外でも安心して旅行ができるように役立つ情報を紹介。

公共交通機関の利用について(鉄道編)

2011/03/15

海外を旅行する際、添乗員付きのパックツアーでない限り、なんらかの公共交通機関を誰でも利用するはずです。まずは「鉄道編」として紹介します。

鉄道は、日本同様に通常、どの国にもあります。ただの鉄道だけでなく、地下鉄だったり、モノレールだったり、トラムだったりするかもしれません。

利用方法としては、まずチケットを購入します。たいがい駅には自動券売機があって、英語での表記が選べるものがほとんど。たまに日本語が選べる自動券売機を置いている国もありますが、あまり期待しないこと。

一方、有人のチケット売り場もあります。ただし、有人だと"手数料"がかかったことがオランダでありました。その他の国で余分に運賃を取られたことはありませんが、それぞれの国によって違います。

そして、駅の改札機はない国がけっこう多いです。日本ではほぼあり得ないことですが、大都市のターミナル駅でも直接、鉄道に乗ることも。そして車内で車掌が検札に回ってきますのでその時に購入したチケットを提示します。時々回ってこないこともあって"タダ乗り"できると思うこともあるかもしれませんが、アメリカ・ロサンゼルスの地下鉄で銃を持った警官が逃げる無賃乗車の客を追いかけている場面に遭遇したこともあります。旅を台無しにしないためにも正規の料金分を購入しましょう。

また、特急電車などの速い電車だと、座席が1等、2等で分けられていることもあります。1等は日本の新幹線だとグリーン車、2等は指定席ぐらいの感覚で、ほぼ2等に乗ります。ただ、アジアなど治安があまり良くない国だと1等に乗ることもあります。"安全料金"だと思っています。

あと、海外での旅だとスーツケースを持ちながら鉄道に乗ることもあるかもしれません。荷物の管理にはくれぐれも気をつけてください。発車間際に盗られて外に逃げられて追いかけることもできなかったという日本人の悲しい体験談を時々聞きます。電車内で寝たり荷物を放置して席を離れたりするなどもってのほかです。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。