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到着した空港でのトラブル

2011/02/23

長いフライトを経てやっと目的地の空港に着くと、いったん誰もがホッとするのではないでしょうか。でもここで気を緩めてはいけません。

到着した空港で何度かトラブルに遭っています。最もよく覚えているのは、アメリカ・デトロイト国際空港。関西国際空港から14時間ものフライトを経てやっと着き、アメリカへの入国審査を経て手荷物のセキュリティ・エリアでトラブルが起きました。

というのも、私は普通に手荷物をセキュリティに通してノートラブルだったのですが、同行人が機内に持ち込んでいたスーツケースを誤ってここで飛行機に預けるほうに渡してしまったのです。チェックインカウンターで預けると行き先などのタグが付いているので分別がつきやすいのですが、このセキュリティ・エリアではタグなし。しかも、デトロイトの空港はノースウエスト航空(現在のデルタ航空)のハブ空港で全米はおろか世界中からのフライトが集まる場所で、すぐには探しようがありません。

とはいえ、簡単にあきらめるわけにもいかず、遺失物扱いで申請しようとしたら「ここは経由地なのでインディアナポリスで申請して欲しい」と言われました。タグのない荷物だとデトロイトから動きようがないのに、です。いくら言ってもらちがあかず、予定していたフライトは1本あとにずらすことが無料でできたもののそれ以上ずらすと有料といわれてやむなくデトロイトからインディアナポリスに飛びました。

しかし、インディアナポリスでは、そもそもその失くした荷物はデトロイトなのだからデトロイトに問い合わせてくれ、の一点張り。もっとひどかったのが、インディアナポリスの空港の公衆電話から日本語のできる日本デスクに国際電話をかけてみると「アメリカでの出来事は対応できません」と、日本人女性スタッフの冷たい声でつき返されました。

結局、1時間ほどインディアナポリスの手荷物預かりカウンターで押し問答の末、やっと遺失物申請書を出してきました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。