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携行品が盗難・・・海外旅行保険を使った経験談

2011/01/28

イタリアの公衆電話

イタリアの公衆電話

私自身、海外旅行に行く際、海外旅行保険になるべく入るようにしています。特に、海外での滞在期間が1週間以上に及ぶと必ずといっていいほど加入します。自分のクレジットカードがすべて一般カードしかもっていないのも理由ですが・・・

さて、今までの海外旅行で一度だけ、海外旅行保険にお世話になったことがあります。自分の「iPhone」がスペインで盗難に遭った時です。

スペインのバレンシアで、混雑した鉄道内もしくは駅でiPhoneを盗まれました。どちらかわからないのは、ホテルに帰ってからカバンの中からなくなっているのに気付いたからです。スペインは危ない、とは聞いていたし、スペインは初めてではなくてしっかりカバンを守っていたにも関わらず、やられました。スリのプロ集団の仕業かもしれません。

しかし、なくなってしまった時に、あらかじめ入っていた海外旅行保険が役立ちます。まずすべきことは、加入した保険会社に連絡すること・・・なのですが、私の場合は電話だったので、公衆電話で連絡するしかなく、街の公衆電話に行くとなんと日本語で「コレクトコール」のかけかたが貼ってあるのに驚きました。おそらくそれだけ日本人の被害が多いことを物語っている気がしますが、実は、コレクトコールで一度もかかりませんでした。イタリアに移動してもかからずたまりかねてオペレーターに理由をたずねると「保険会社が自らコレクトコールを制限している」と言われました。保険証には「コレクトコールでおかけください」と記載しているにもかかわらず、です。日本で大手の保険会社なので、仕方なく有料でかけてすぐに折り返して抗議しましたが・・・

そして警察での「盗難証明書」も必要です。警察に行って事情聴取を受けるともらえます。駆け足のツアーだと警察に行く間もなく帰国して、自分の申告書だけで保険金を受けることもできるようですが、盗難証明書があったほうが帰国後の手続きは早いです。

帰国後、盗難証明書と盗まれた携行品のレシート、そして送ってもらった申告書を記載して送付すると、すぐ振り込んでもらえました。ちなみに、iPhoneは半年使用で購入価格の8割が戻ってきたので大いに助かりました。

携行品でも、パスポートや現金、トラベラーズチェックなどは補償外です。ただささいなものでもトラブルに遭えばいちおう申告すると意外なものまで補償されるようですよ。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。