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海外で「スリ」に遭った場合

2011/04/13

日本ほど安全な国はないと以前、書きましたが、それを最も実感するのが治安面だと思います。最近、日本でも信じられない凶悪犯罪が起こっているとはいえ、夜道を歩けたり、ターミナル駅をそれほど警戒することなかったり、電車で寝ても平気だったり、これらが海外ならば即!犯罪に結びつかないとも限らないのです。

海外で日本人が最もよく遭遇するトラブルは「スリ」ではないでしょうか。自分が気づかない間に現金などの貴重品が盗まれていた、スリ集団に囲まれた、置き引きにあったなど、海外のほぼどの地域のガイドブックにも日本人が遭遇した経験談が書かれています。スリなどの盗難に関しては、比較的安全と言われるハワイやオーストラリアなどでも起こり得る、と考えたほうがいいでしょう。日本より安全な国は世界にはない、と思うぐらいに。

では、トラブルに遭ってしまうとどうすればいいか。もしツアーに参加していれば、添乗員さんに相談しましょう。そして、海外旅行保険に加入しているなら、警察に行って「盗難証明書」をもらう必要があります。ツアーの場合、警察に行く時間がないことがあって帰国後これに準じる書類を提出すれば保険金が支給されることもありますが、できれば警察で盗難証明書をもらう方が、保険会社での手続きが断然早いでしょう。

私自身、スペインでiPhoneの盗難に遭った時、たまたま1日フリーの日だったので、交番に行って順番を待ち、盗難の状況を説明して証明書を発行してもらいました。英語が通じる交番で助かりましたが、日本語が通じる国はほとんどあり得ないでしょう。下手したら英語も通じない国もあるかもしれません。

海外で盗難やスリなどに遭っても戻ってこないことがほとんどです。ので、まずは自分の携行品にはくれぐれも注意すること。そして、もし被害に遭ったら日本と同様、警察に行くことです。とても目立つものなら鉄道や駅などの「落し物センター」に問い合わせることもあるかもしれません。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。