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食事のマナーや文化について(欧米編)

2011/03/23

食事のマナー(欧米編) イタリア・フィレンツェ

食事のマナー(欧米編) イタリア・フィレンツェ

海外旅行に行くと、食事のマナーや文化も日本とはまったく違うことがあります。レストランのレベルによって、それぞれの国に合わせたマナーを心得ることが必要です。

まず、ヨーロッパやアメリカなどの欧米諸国の場合です。

例えば、食事の際の服装です。高級レストランの場合、ラフな格好は厳禁。男性なら最低でもジャケット、女性もワンピースなどのきっちりとした服装が"ドレスコード"になります。ジーンズやスニーカーなどで行くと、入り口で止められることもあります。よくフランスの『ミシュラン』などについている「星」が参考になるといわれていますが、おおよそその通りだと思います。

筆者がよく行くイタリアだと、食事をする場は上から「リストランテ」、「トラットリア」、「オステリア」、「ピッツェリア」などとなります。リストランテは高級レストランの意味で、前菜や食前酒からプリモピアット(1つ目の皿)、セコンドピアット(2つ目の皿)、デザート、ドリンクまでのフルコースの料理です。こういったレストランの場合、正装はほぼ当たり前。いくらイタリアでも門前払いを食らいかねません。

一方、筆者がよく使ったのがトラットリアです。リストランテほど高級でない、まるで食堂のような感じです。ここだとラフな格好でもOK。フルコースでオーダーする必要もなく、価格もリーズナブルです。さらにオステリアやピッツェリアだともっとカジュアル。

あと1つしっかり覚えておきたいのが「チップ」です。アメリカのレストランやカフェだとほぼ必須です。おおよそ代金の1割程度をつけて多めに渡します。レシートに書く時もあり、ウェイトレスに渡す場合もあり、ケースバイケースです。

ただ、すべてのお店でチップが必要かというとそうでもなく、カジュアルな食堂や「マクドナルド」などのファーストフード店、ピザ屋さん、パン屋さんなどではまったく渡す必要はなく、お店で提示された金額をそのまま支払うだけでお釣りも受け取ってOKです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。