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海外旅行で病気やケガに遭った場合

2011/04/12

もし、海外旅行中に病気やケガに遭ったら、どうすればいいのでしょうか。ツアーに参加していると、添乗員さんに相談することもできますが、1人旅の場合、その国に知り合いがいないと思わずどうしたらいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。

まず、病気もケガもどちらも、症状のレベルによります。一晩寝て治るようなものならば、病院にわざわざ行く必要もないかもしれません。風邪薬や胃腸薬、解熱剤などはあらかじめ日本から持参しましょう。日常よく使っている薬は一通り、海外には持って行くようにしています。ばんそうこうや湿布薬のように、現地で購入しても問題ないものもありますが、口などから飲む薬に関しては、現地の薬が日本人の体質に合っているとは限りませんので、日本で販売されている薬が最も安全です。

特に中国・大連でお腹を壊した時には、関空で購入した「正露丸」が役立ちました。

しかし、激しい下痢や高熱、ひどいケガをしてしまった場合などは、自力で治すのは危険かもしれません。現地特有の病気、ケガが感染症になってしまう場合だってあるからです。その場合まず、滞在するホテルのフロントにいるスタッフに相談してみましょう。ホテルのかかりつけのドクターを紹介してもらったり、ツアーデスクでドクターを案内してくれたりするはず。もしたまたま滞在していた場所が、日本人がよく行く都市ならば、日本語が通じる、日本人医師がいる病院もあります。

さらにひどい状態の場合、救急車を呼んでもらう手もあります。ただし、日本のように救急車が無料でない国もありますが、緊急時は近くの救急病院に搬送してもらう方を優先しましょう。そして、海外での治療は、公立の病院を除いてすべて高額なことがほとんどです。ので、あらかじめ海外旅行保険に加入しておくと、そのありがたみを実感できます。

海外では何が起こるか分かりません。ある意味、衛生面においては、日本ほど安全な国もないかもしれません。水だけでお腹を壊す国もたくさんありますので、常備薬は持参すること、海外旅行保険はしっかり入っておきましょう。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。