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検疫と健康相談について

2011/04/07

海外から日本に到着したからといって、すぐ空港を出られるわけではありません。特に、その旅で自分が訪問した国によっては、空港から出るのにかなり時間がかかる場合があります。

帰国した時に時間がかかるケースの1つに「検疫」があります。通常、欧米諸国やオーストラリアなどの先進国から帰国した場合、特にその国で突発的に大きな伝染病などが流行したなどの事例がない場合、検疫はありません。ただし、現地で何か特殊な病気にかかった場合などは、検疫のブースで自己申告する必要があります。その際には健康相談を受けることになります。

私自身、検疫で引っかかるような国に訪問した経験は今までありませんが、一度だけ、香港から帰国したフライトが、インドのムンバイ発の香港経由の関空着のエアインディアだったからか、検疫の前で見事に引っ掛かって検疫官に止められました。

しかも、香港からまさに帰ってきたかのように高級ブランドのカバンを手にしていれば話は別だったかもしれませんが、お金のない学生の貧乏旅行だったので服装もこぎれいとも言えず、他の香港からの帰国者と違って、インドからの帰国者とともに検疫に止められて質問攻めに遭ったのです。ただ、香港のみの滞在であることでパスポートを見せるとなんとか解放してくれましたが、ちょっと大変でした。

ちなみに、衛生上よくないといわれている中国から帰国した時、現地でお腹を壊してフラフラになりながら関空にたどり着いたのに、検疫はなく、止められることもありませんでした。

検疫の対象となる国は、帰国時に検疫のブース前にずらっと書かれてあります。おそらく飛行機の中でも案内されるかもしれません。基本的に、衛生上良くないと言われている国、アジアやアフリカ、中南米などです。ヨーロッパやアメリカ、オーストラリア、韓国などだと検疫を受けることはほぼありませんが、現地で酷い病気や感染症などを患った際は、おそらく帰国時に検疫、そして健康診断のお世話になるでしょう。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。