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海外では「白タク」に注意

2011/04/14

海外旅行でタクシーを使うことがけっこうあります。できれば鉄道やバスなどの公共機関だけで移動したほうが安くつくのですが、早朝や深夜だったり、荷物が多かったり人数が多かったりすると、やはりタクシーが便利です。

このタクシー事情、国によって違います。どの国でも言えるかもしれませんが「白タク」といわれる違法タクシーが少なからず存在しています。

まず、注意すべきは、到着した空港です。到着ゲートを出た瞬間に呼び込みをしているようなタクシーの運転手は要注意。もし、空港からタクシーを乗る時は「TAXI」と書かれた表示の場所から乗りましょう。アメリカ・ニューヨークの場合、"イエローキャブ"といわれて黄色いタクシーが目印です。

また、タクシーには通常、メーターがついています。日本のタクシーでもついているのとほぼ同様で、走行距離や時間によってメーターの金額が徐々に上がっていきます。このメーターがちゃんと動いているかをチェックするのもポイント。メーターがない、メーターが壊れている、メーターを動かさないなどのタクシーは、違法タクシー、いわゆる「白タク」の可能性があります。

もしタクシー乗り場が混雑していると、横からスッと寄ってきて呼びこんでくるタクシーのような車を見かけることがあります。トラブルを未然に防止するためにも、白タクにはくれぐれも乗らないことです。

ただし、とてつもなくド田舎の場所で、タクシーで選択の余地がないことがあります。その時は、乗る前に運転手に行き先を告げて、おおよそどのくらいの金額がかかるかを事前に聞いてメモします。その価格が実は正規タクシーより安い場合もあり、安く行ってくれる運転手がいるのも事実ですが、これを乗りこなすにはその国の言葉を理解しているなど旅慣れている人ならOKですが、まだ旅に未熟な人では危険過ぎます。

あと、マレーシアで、あえてメーターを倒さない国もありました。これは、運転手の所得が低いためにメーター通りに走ると稼ぎにならない"暗黙のルール"だそうです。物価がかなり安い国なので、ちょっとぐらい多めに払ってあげてもいいと思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。