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海外での「携帯電話」利用法

2011/03/06

日本でいつも使っている携帯電話、海外でもそのまま利用できる機種が今ではほとんどです。ただし、マニュアルなどに「海外対応」と記載されているからといって、日本と同じ感覚で使ってしまうといろいろと痛い目に遭いかねません。

まず、海外で利用する前に「海外ローミングサービス」に加入する必要があります。利用料は無料ですが、日本にいる間に入っておきましょう。そして機内では携帯電話の電源は必ず切り、現地に到着後、電源をオンにします。すると自動的にその現地の携帯電話会社を検索してくれる場合もあり、主導で自分で探す必要がある場合もあり、さまざまかと思います。ドコモやソフトバンク、auそれぞれで、現地で使える携帯電話会社が異なる場合があるので、これも事前にマニュアルでチェックしておく必要があります。

iPhoneの場合、特にほかに何も操作しなくても自動的に携帯電話会社を選んでくれます。ただ、ソフトバンクが最近始めた海外での「定額パケットサービス」は使える携帯電話会社が決まっているので、その会社の回線を設定するのは手動です。また通常の携帯電話の場合、いつもの3G回線ではなくGSM回線に手動で切り替える必要がありました。

ある程度設定すると、あとは日本と同じ感覚で携帯電話を使用できます。ただし、料金設定がまったく違い、例えば1分150円だとか、とても高いです。ので、極力いつも海外では携帯電話は使用しません。メールやウェブ閲覧も同様です。

現地からかけると日本にいる相手には料金は発生しません。また、日本の相手があなたの携帯電話にかけても国内通話料金分しか発生しないようになっていますが、現地で電話を受けたあなたにも料金がかかります。ただどうしても緊急な場合、携帯電話はやはり重宝しますので、現地でも電源を入れておいた方がいいですが、3G回線を切っておくなど、インターネットにつながらないような設定は必要です。

海外で最も携帯電話を安く利用する方法は、現地で携帯電話の白ロムを買ってプリペイド方式のSIMカードを入れること。また、ドコモなどでは出発する空港で海外対応の携帯電話をレンタルしています。長期で海外を旅するならこれらの利用がおすすめです。特にタイや中国など物価の安い国だと、携帯電話の白ロムはとても安価です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。