不安解決、はじめての海外旅行
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旅行中の「お金」の管理(その1)

2011/01/31

旅の最中、どうしても「お金」は必要です。でもまず、海外旅行をするにあたって注意しなければいけないのは「日本と同じ感覚でお金を持っていてはいけない」ことです。

世界中で日本ほど安全な国はない、といってもけっして過言ではありません。日本にいる時と同じように財布やクレジットカードなどを持ち歩いていると、すぐに現地で痛い目に遭わないとも限らないのです。

その"痛い目"とは、置き引きやスリ、さらに強盗や引ったくり、詐欺や恐喝もあるかもしれません。さらにナイフを突き付けられて脅されたり、銃を向けられたりすることだってあり得ます。筆者自身、あれだけ海外に渡航していてもスリに遭って警察に駆け込んだ経験があり、現地の人でもうっかり盗まれることが多々あるようです。

以上は、ただの脅しでも何でもなく、海外旅行が初めてならまず用心しておくことにこしたことはありません。

ではどうやってお金を管理すればいいかというと、いろいろな方法があります。また、海外旅行に行く方面によって「対策」は異なります。

まず、海外旅行に向かう方面というのは、比較的安全ならそれなりの装備で、危険なら相当に厳重に、という意味です。

たとえば「外務省 海外安全ホームページ」を参考にしてみてください。日本人旅行者への被害例などの最新情報が載っています。旅行ガイドブックに掲載されている安全情報をまずチェックして、そしてこのページを見てみるとより参考になるはずです。意外と、安全だと思っていたエリアでの被害情報が載っていることがけっこうあります。

とにかく、海外では日本人は狙われます。日本人は世界の隅々まで「お金持ち」だというイメージが定着しているからです。いくら自分がお金をあまり持っていなくてもたとえば「人質」になってしまい、誘拐事件に発展する例も少なからずあります。特に個人旅行だと「自己責任」です。お金は貴重品です。パスポート同様に厳重な管理が必要になります。次に、安全なお金の持ち方をご紹介します。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。