ヨーロッパ旅行記
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イタリアと日本 「バイク」文化が違う!

2013/05/10

イタリアで見かけたオートバイ

イタリアで見かけたオートバイ

イタリア=車やバイク、をイメージする人も多いかもしれません。車だとフェラーリやランボルギーニ、アルファロメオなどがあり、バイクだとドゥカティやべスパ、アプリリア、モトグッツィ・・・と、たくさんのメーカーがあります。

でも、イタリアでバイクを見て、まず思ったことは「日本メーカーが多い」ことでした。

日本メーカーとは、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの"四大メーカー"をさします。日本でもおなじみですが、近年、若者のバイク離れが進んでいるのもあり、原付や125クラスのスクーター以上のバイクに乗っている人を見かけるのがどんどん少なくなっている気がします。

一方、イタリアだと、日本のバイク、特にビッグスクーターがよく目につきました。たとえば、ヤマハの「マジェスティ」、スズキの「バーグマン(日本ではスカイウェイブ)」、ホンダの「フォルツァ」など。また、スポーツタイプのバイク、ツーリング向け(ツアラー)タイプのバイクも見かけました。

逆に、ドゥカティはたまに見かけますが、自国のバイクにしてはそれほど多いように思えません。べスパのスクーターも小さなタイプはけっこう見るけど、250クラス以上になるとあまり見かけなかったです。アプリリモも同様、モトグッツィやMVアグスタになると高価なのもあり、ほぼ皆無。むしろ、ドイツのBMWはイタリアを含め、どの国でも増えているのを感じます。

イタリアの知人に聞くと「日本メーカーは壊れないから」という答えでした。車でも同様のようです。彼はイタリア製のフィアットの車に乗っていましたが、できればトヨタやホンダなどの車に乗りたい、でも高い・・・と言っていました。

そうそう、一番肝心なのは「バイクを停める場所に困らない」ことです。ローマやミラノなどの大都市では、バイク専用駐輪場が必ず、いたるところにあります。しかも"無料"です。日本のように、バイクの駐輪場探しをするストレスがないので、バイクに気軽に乗ることができるのは、うらやましいなといつも思います。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。