ヨーロッパ旅行記
パリ、ローマ、ヴァティカン、カットーリカなどの旅行記を紹介します。

パリの地下鉄「1号線」

2013/03/17

パリのメトロなどに乗れるキップ

パリのメトロなどに乗れるキップ

パリでよく利用する交通機関は、地下鉄です。全部で14路線あって、パリの中心部ならば地下鉄でどこにでも行ける、といっても過言じゃないほど。昨年、パリに1週間ほど滞在した時は、カルネという10枚つづりの回数券を自動券売機で買いました。回数券、といっても、お金を入れてボタンを押すと、切符が10枚バラバラに出てくるのにビックリ。これもある意味、パリ名物といえるかも。

今回は半日ほどしかパリにいないので、1回券。自動券売機でその切符を買い、地下鉄の路線図だけ有人の窓口でもらいました。この路線図は無料。日本の観光ガイドブックに載っているのもあるけど、パリの地下鉄、治安がよくないのでフランス語の路線図をいつももらいます。最も、路線図を眺めているだけで観光客だってバレバレなのですが、日本人と限定されなきゃいいや、って思っています。

日本人は本当に地下鉄でスリに狙われてします。地下鉄1号線のある駅のホームで「手荷物にはくれぐれもお気をつけください」と日本語アナウンスが流れた時、本当にビックリしました。フランス語、英語、そして日本語です。スペイン語や中国語などはなかったので、いかに日本人がよく被害にあっているかを垣間見た気がしました。実際、スリに遭ったという周りの体験談もよく聞きますしね。

とはいえ、地下鉄1号線は最も利用するのに便利な路線です。新凱旋門といわれるラ・デファンスから凱旋門のあるエトワール広場、オペラ・ガルニエ(オペラ座)、パリ市庁舎、リヨン駅など、パリのメインの観光スポットをほぼ網羅する、中心を走る路線だからです。

しかも、1号線の車両は新しくてきれい、ホームには転倒防止のゲートも設置されています。他の地下鉄の路線ではほとんど見かけません。ドアが手動の車両もまだまだ多いですし、駅のホームが汚いところも多々。1号線だけは駅もおしゃれできれいな気がしました。

ただ、スリの多さはおそらく1号線がダントツ、かも。怪しげな人物をちょくちょく見かけました。自己防衛しかないので、警戒MAXなオーラを出しながらずっと乗っていました。幸い今回もスリの被害には遭いませんでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。