ヨーロッパ旅行記
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アシアナ航空の名物 機内食「ビビンバ」

2013/03/08

アシアナ航空の「ビビンバ」

アシアナ航空の「ビビンバ」

飛行機での旅、楽しみはいくつかあるけれど、その1つが「機内食」です。

たとえエコノミークラスでも、航空会社によって機内食は個性が出ます。エア・インディアだとインドカレー、マレーシア航空だとマレー料理、アリタリア・イタリア航空だとイタリアンなパスタ料理・・・そして今回、利用したのが韓国のアシアナ航空だったので、パリから仁川に向かう夕食で「ビビンバ」が出てきました。もう1つ、西洋料理でチキンの煮込みも選択肢にあったけど、ビビンバを選ぶ乗客が圧倒的に多かったです。

自分の座席そばの通路を担当する客室乗務員(CA)がたまたま日本語の話せる韓国人だったので「機内食いかがしますか?」と聞かれ、そのまま日本語で「ビビンバ、ください」と言うと「ちょっと待ってくださいね・・・」と、その場をいったん離れ、すぐ戻ってきて座席前のテーブルに置いてくれました。

トレーの中央にビビンバの具、左にパックのお米が温かい状態で置かれていて、右にはインスタントのスープの塊があってその場で熱湯を注いでくれました。上にはキムチなどの惣菜までしっかりあって一見して、かなり本格的。さらに、CAさんが「これ、食べ方の説明書です、どうぞ!」とくれたのが、このビビンバの食べ方が載っているマニュアル。ハングルはもちろん、英語、中国語、日本語で書かれてありました。

そのマニュアル通りに、トレーの中ほどのあったコチュジャンのチューブをひねり、ビビンバにかけました。半分ほどかけ、ご飯を入れて混ぜ、食べてみると・・・・・おいしい! エコノミーという限られた中での機内食としては相当なレベルじゃないかと思いました。辛さはチューブ半分でちょうどよく、自分で調整できるのもいい。ただ、隣の韓国人はそのチューブを2本使って食べていましたが・・・いったいどれだけ辛さに強いのでしょうか。

マニュアルが日本語で、パリ〜仁川という日本路線じゃなかったけど、CAさんも日本語が話せる人がいて、アシアナ航空への印象がグレードアップ。航空券も安かったしぜひまた利用したいと思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。