ヨーロッパ旅行記
パリ、ローマ、ヴァティカン、カットーリカなどの旅行記を紹介します。

ローマは「コロッセオ」から

2013/03/28

コロッセオの内部からアリーナ跡を眺める

コロッセオの内部からアリーナ跡を眺める

ローマの人気観光スポット「コロッセオ」

ローマの人気観光スポット「コロッセオ」

まず、ローマといえば、どこへ行こうか・・・・・と考えた時、真っ先に浮かんだのが「コロッセオ」でした。ホテルに荷物を置いてすぐ、テルミニ駅から地下鉄に乗って向かいました。駅名もコロッセオ、降りて地上に上がるとすぐ、あのコロッセオの大きな建物が目の前に現れた時、やっぱりちょっと感動しました、ホンモノですし!

コロッセオではまず、入場券を買わないと中に入れません。昼の14時ぐらいだったのですが、チケット売り場は行列・・・・・だったものの、10分ほどで自分の番が回ってきました。1人9ユーロで、フォロロマーノと共通券だから、そんな高くは感じなかったです。

そしていざ、中に入ると、写真でおなじみの光景が目の前に!!・・・・・本当に古い遺跡で、案内を読むと、西暦72年にウェスパシアヌス帝によって着工され、80年にティトゥス帝によって完成した、とありました。その時代、日本はまだ縄文時代で、石の槍を持って獣を追いかけていた頃かしら・・・・・なんて考えると、すでにコロッセオのような建物を作り、文明を発展されていた古代ローマ帝国、さすがだな、と思わずにいられませんでした。

コロッセオは、円形闘技場。かつて剣闘士が猛獣と戦ったり、剣闘士同士が戦ったりするのを約6万人の観衆たちが見守った場所でした。人間がその場で死んだことも多々あったようで、かなり血なまぐさい場所でしたが、古代ローマ帝国の力強さ、すばらしさが2000年を経ても伝わってきました。

当時、主導のエレベーターがあったり、アリーナに水を張って模擬海戦を行ったりもしていたようです。アリーナ地下には檻もあり、ここに猛獣や奴隷たちがいたことをイメージすると、なんだかやっぱりコロッセオ、すごい場所だなと思わずにいられませんでした。

じっくり見れば見るほど奥深いものがありました。コロッセオに関する展示コーナーもあって、ちゃんと見るには2、3時間は余裕でかかるだろうな、とも。今回あまり時間がなく、また改めてじっくり訪れたいです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。