ヨーロッパ旅行記
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ローマ/アン王女がジェラートを食べた「スペイン広場」

2013/04/08

「ローマの休日」で有名なスペイン広場

「ローマの休日」で有名なスペイン広場

映画『ローマの休日』ファンならここも見逃せないスポットが、スペイン広場なんじゃないかと思います。定番の観光スポットはあまり好きではない自分だけど、スペイン広場はやっぱりせっかくローマに来たんなら行かないと・・・・・と思い、ヴァチカンから歩いて行きました。15分ほどかかったけど、サンタンジェロ城からテヴェレ河沿いを歩き、高級ブランド店が並ぶコンドッツィ通りを通り抜けるとすぐ、でした。

スペイン広場の正面、スペイン階段は『ローマの休日』でアン王女がジェラートを食べながら歩いていたので、あまりに有名。でも今、ここでジェラートをはじめ飲み食いは実は禁止なのです。アン王女のマネをしてジェラートを食べる観光客が続出し、広場が汚れてしまったのでどうも禁止になった模様。警察が目を光らせているので、もし食べたらすぐ飛んできて没収されてしまうので注意。

このスペイン階段で座って広場を眺めるのもなかなかよかったです。アン王女の「一日中好きなことをして気ままに過ごしたい。カフェに入ったり、お店をのぞいたり、雨の中を歩いたり・・・・・」といったせりふが聞こえてくるようでした。

そういえば、織田裕二が主演した映画『アマルフィ 女神の報酬』でもこのスペイン階段が登場し、上のトリニタ・ディ・モンティ教会に向かって駆け上がっていくシーンを思い出しました。

ちなみにスペイン階段、「イタリア人が設計し、フランス人が徘徊し、アメリカ人が占拠する」とも言われているそうな。実際のところ、フランスの大使が援助して作られ、名前はここにスペイン大使館があったことに由来するのも、有名な話。広場周辺には今でも英国風のティールームが残っています。

スペイン階段の下にある噴水「舟の噴水」もなかなか立派。ベルニーニの父が作ったものといわれ、かつてテヴェレ河が決壊した時、ここまで小舟が水に運ばれてきたことに由来するそうです。彫刻がすごく立派でした。

とにかくにぎやかな場所。ローマの休日に出てきたシーン、そのままの光景が楽しめました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。