ヨーロッパ旅行記
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パリで最も豪華な「ヴァンドーム広場」

2013/03/12

パリのヴァンドーム広場

パリのヴァンドーム広場

予定していたオルセー美術館に行けず、凱旋門には登ったものの、モノプリで買い物して夕暮れになってきて、でもせっかくだからもう1つぐらい、パリらしい場所に行ってみるか・・・・・と思い、最初に訪れたのが、シャンゼリゼ通りからまっすぐ歩いて、コンコルド広場。

コンコルド広場は、人生2度目。ただこの日、ルーブル美術館が休館日だったのもあり、人はすでにまばらでした。3輪のベロタクシーが暇そうにたむろしていましたが、乗る気もないのに絡まれるのも面倒だ、と思って早々にコンコルド広場を離れることに。チェイルリー公園を通り抜けようかとも考えたけど、夕暮れから夜にかけての公園も治安で不安があったのでやめ、結局、オペラ・ガルニエ方面に歩いてみました。

そのオペラ・ガルニエの手前で広場に着きました。ヴァンドーム広場。名前だけは聞いたことあったけど"パリで最も豪華"といわれるだけあり、普通の広場のようだけどなんだか違う、オーラみたいな雰囲気を感じました。

ちょっと調べてみると、ヴァンドーム広場はルイ14世のために造られたそうで、設計者は、アルドゥアン=マンサール。広場の中央に王の騎士像を据え、まわりにはその騎士像にふさわしい建物が立ち並べられた、とのこと。ただ、その王の騎士像はフランス革命の時になくなってしまったので、のちにナポレオンがその跡地に渋い緑色をした柱を建てたそうです。この柱は、オルテリッツでの三帝会議の勝利を記念し、対戦国のプロシア軍から奪った戦利品の大砲をつぶして造られたものだとか。ちなみに、柱の頂上は、シーザーの姿をしてローマをにらむナポレオン像です。

広場のそばには、あの有名な「リッツ」がありました。リッツといえば、ココ・シャネルが常客だった、ダイアナ元英国皇太子妃が最後に食事を取ったなど、エピソードも多い場所。人生で一度だけでいいから泊まってみたい、自分にとってもあこがれのホテルです。ほかに、ショパンが住んだ家、老舗のジュエリー店もあって、まさにパリを象徴する、豪華というにふさわしい広場だと思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。