ヨーロッパ旅行記
パリ、ローマ、ヴァティカン、カットーリカなどの旅行記を紹介します。

ヴァチカンで「神」を見た!

2013/04/05

ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂

ヴァチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂

世界で一番小さな国、ヴァチカン市国。一番大きな国が当時、ソ連(現在のロシア)であるのと対照的に、ヴァチカン市国のほうは、国名だけは学校の授業でしっかり覚えさせられたものの、実際にどんな国かまではほとんど教えてもらった記憶がない。

そのヴァチカン市国、生まれて35年目にして初めて訪れました。といっても、ローマのテルミニ駅から地下鉄に乗り、最寄り駅で降りて歩いているうちに気づいたらヴァチカン市国だった、という・・・国境が事実上ないに等しいEU圏ではよくあることだけど、ヴァチカン市国は隣接するイタリアと言語まで同じなので、本当に国境がどこだったのかわかりませんでした。気づいたのは、ミケランジェロがデザインしたという制服を着た、ヴァチカン王宮を守るスイス人衛兵を見つけた時でした。

ヴァチカン市国の中心、サンピエトロ広場からサンピエトロ大聖堂に行きました。朝9時だったのにすでに行列で、それでもなんとか10分ほどで入場できたのですが、さすがカトリックの総本山、中に入った瞬間に「おおっ!」と圧倒されるものがありました。

今まで世界各地でいろいろ教会の類は訪問してきたものの、カトリックの総本山は規模が違いました。特に、聖堂の中には、イエス・キリストをはじめ、さまざまな「神」の彫刻が並んでいました。当時、ちょっと自分が気分がうつ気味で悶々としていたのですが、この大聖堂を訪れて、そんな自分が小さく感じ、なんだか救われてくる気がしました。特に、薄暗い大聖堂でパッと光がさしてきた時、キリスト教の信者ではないけれど、「ここには『神』がいるな」と思いました。

また、ミケランジェロが25歳で手がけたという「ピエタ像」は、すばらしいの一言に尽きます。まわりに人が多く、ガラス越しでしか見ることができなかったので、あまり落ち着いて堪能はできなかったけど、彫刻の表情から伝わるもの、500年も前に、しかも(天才ミケランジェロとはいえ)25歳の若者がこれだけの作品を制作したのを考えると「はぁっ・・・」と、ため息しか出ず、本当に言葉もなかった。それほどすばらしかったです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。