占い師体験記
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運気はよいとでているのにトラブルが続出。なぜ?

2012/07/29

弟の友人からはよく相談を受けています。仕事がうまくいかない、人間関係が悪化しているなどが多いのです。昨年の秋、その方から体から汚臭がして通常の生活ができないと困り果てていると連絡が入りました。まわりの人はその匂いがしないのに、本人だけが臭くて仕方がないというのです。さっそく運気を鑑定してみましたが、どちらかというとよい運気の流れでしたので、汚臭がするようになるまでの経過を聞きました。するとどうやら古着屋に行って、しばらくしてから匂いが気になるようになったと話してくれました。

四柱推命や算命学、西洋占星術では悪い運気ではなく、中の上くらいの運気でしたが、タロットカードをひくと「悪魔」のカードと「死神」のカードがでました。匂いの原因は古着を買って着たことだとみました。私も、古本屋や中古店に行くと、頭が痛くなったり、気分が悪くなります。カンのよい人だと、人に使われた物についている思いなどを感じてしまうようですが、弟の友人のようなおかしな現象はおきません。たまたま古着に執着していたモノの障りだと思い、遠隔で御祓いをし、弟の友人にも修法を伝えて、一週間もしないうちにピタリと騒ぎがおさまりました。

このように、運気がよいとでても、トラブルが巻き起こることがあるようです。逆に、運気が悪いとでても、平穏な日々の場合もあります。事故や病気になるという現実的な出来事を占いで判明するのではなく、どんな精神状態になるのかを占うのが占いだと思っています。気忙しく行動的な気持ちにさせるような星(四柱推命でいえば、偏官星)が巡ってくれば、ときにはイライラしてしまい、人間関係が危うくなるときもあるでしょう。車の運転も気持ちに余裕がないと、事故を起こす可能性が高くなるでしょう。気持ちが繊細になり、感受性が鋭くさせる星(四柱推命でいえば傷官星)が巡ると、些細なことで傷つきやすくなり、独りで過ごしたいと思うようになります。人間関係はまさに危うく、傷官の年は、会社では左遷や降格。家庭では争議が起こりやすい年だといわれています。

気持ちに余裕ができて、仕事や勉強よりも趣味や遊びにのめり込んでしまう年は、四柱推命でいえば食神の星が巡る年です。詳細にみれば沖や害、空亡、天戦など、多数の特殊星もみますが、そうした星の影響がないのにトラブルが積み重なった場合は運気以外のなにかの原因があるとみています。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。