占い師体験記
占い師をはじめたきっかけ、どのように勉強したのか、占いをして良かったこと、など占い師の体験記を紹介します。

占いはカウンセラー

2012/07/06

私にとっての占いは、依頼されてきた方の悩み相談を受け、アドバイスをするさいの手段のひとつだと思っています。

料金を支払っても鑑定を依頼されてくるには、それだけ悩み、迷い、不安と恐怖にかられているから、という場合が多くあります。それだけに、お陰さまでよい方向に向かっています。よいチャンスに恵まれました。気持ちが晴れました、などのお便りをいただくととてもうれしい気持ちになります。

私が登録している占いサイトでは、依頼された方の感想やお便りが届く仕組みになっています。そのお便りは口コミにもなります。そのお便りは公開されるお便りと私だけが読めるお便りに分けられていますので、ほんとうのお便りの内容は私だけが読めるのです。

私も鑑定師も人間ですから、鑑定に冴えがないときもあります。疲れているときには自分でもいまひとつだったかなと思うときもあります。おひとりおひとり真剣に鑑定しているのですが、ときには依頼された方が満足されないときもあります。そんなときには辛いと思うことがあります。それ以上に辛いと思うことは、相談内容があまりに切ないときです。

私が鑑定するときには、希望を持って今の苦しい時期をやり過ごして欲しいとお伝えするのですが、どうみても、八方ふさがりの運気で、どう希望を持ってくださいと伝えたらよいのか悩むこともあります。

困ったときの神頼みとはよく言ったもので、希望がみえないときには神社参拝をいつもより詳細にお伝えしておすすめするようにしています。

また、辛いというより困る場合は、鑑定師に依存しているような気配があるときです。お便りで丁寧に詳細に鑑定してもらえたと喜んでいただくことが多々あります。私は二度も三度も鑑定依頼をしなくても一度で納得していただけるように鑑定するように心がけています。この社会から警察と宗教、病院と占いが無くなったときが理想の社会になったときだというのが私の持論だからです。

そのため、短期間でなんども鑑定依頼をされて来る場合はやんわりとお断りをすることもあります。営業的にはよいことかもしれませんが、依頼された方のためにはならないと思っています。鑑定師ができることは微力です。最終的には当人の決断と行動次第なのですから。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。