占い師体験記
占い師をはじめたきっかけ、どのように勉強したのか、占いをして良かったこと、など占い師の体験記を紹介します。

占いをどのように勉強したのか

2012/07/03

占いへの道

昔であればわかりませんが、今であれば、とくに勉強をされなくても誰でも私は占い師ですと名乗るだけで占い師として仕事をすることが可能です。司法書士やなにかの資格が必要ではないからです。

占いになるための本もいくつか出版されていますし、占いの専門学校のようなところもありますが、私自身は、小学生の頃からありとあらゆる占いの書籍を購入しての独学です。中学生になると、身内や友人達、有名人の生年月日を調べては密かに占っていました。その後、高校生の頃からは占いの鑑定を頼まれるようになり、多くの人たちをボランティアで占ってきました。高校生の文化祭では、私の発案でタロットカードで占う部屋を設けて、延々と並ぶ同級生から下級生までの人たちの占いをひとりでやりこなしました。

三十歳の頃からはさまざまな占いで、自分自身の来年を占い、その結果をレポート用紙に書き出して、それを私が人生帳と名づけたバインダーノートに、毎年の計画表、創作予定表などと一緒に保管するようにしました。そして年末にどの占いが的中率が高かったかを自分で確かめるようにしています。

プロの占い師になったのは4年前頃からです。そのまえからネットや友人知人たちから鑑定依頼をされていましたが、本格的な活動とはいえませんでした。プロの占い師になるまえにしたことは、まずプロの占い師に実際に鑑定していただくことでした。どんな風に受け答えしてくるのか、それを体験すべきだと思いました。また、占いを学ぶとわかってくることですが、たとえば「四柱推命」という占いひとつとってもいろいろな流派があるのです。流派が異なると「空亡(算命学では天中殺) 」でもそれぞれ見解が異なっています。大運の数字もちがってきます。空亡や天中殺の影響などないとおっしゃる鑑定師もおられます。そうしたプロの鑑定士のブログやHPもたいへん参考になりますし、勉強になりました。

いわゆるカンが勝負のカード占いの場合は、カードが暗示するものを覚えれば占いにとりかかれます。ですが、四柱推命であれ、カードであれ、命式やカードから訴えてくるメッセージを読み解くのは鑑定師次第のところがあります。おなじ星、おなじカードでも鑑定師によっては答えがちがってくることもありますが、それも時とともに変化している場合があるものです。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。