占い師体験記: 占い師をはじめたきっかけ、どのように勉強したのか、占いをして良かったこと、など占い師の体験記を紹介します。

外国の女性占い師に占ってもらった話

2012/07/24

メール鑑定を検証した話

今から数年前のことです。ネットサーフィンをしていたときに、無料でメール鑑定をしてくれるというネット広告をみつけました。占い師は外国の女性で、しかも双子でした。占い方はいわゆる霊感占いで、鑑定依頼を頼む側は生年月日も住所も教えなくてよいのです。もし情報があるとしたらメールアドレスだけです。こちらからひとつの質問をメールして、途中で翻訳して鑑定文がメールで送られてきます。

私は当時の恋愛のことで鑑定を申し込みました。答えの内容は書きませんが、なるほどと納得できる内容でした。私は自分で見たり体験したことしか信じないタイプです。UFOなども、自分で見て、体験してはじめてその存在を信じるようになりました。そうした私なので、しばらく期間を置いてから、別のメールアドレスでおなじ質問をしてみました。すると返ってきた内容は、ほぼおなじものだったのです。私はそのとき、メール鑑定も使えるものなのだと確信しました。ただ、鑑定のあとに、その問題を解決するためには開運アイテムの購入が必要だと伝えてきます。もちろん、私は買いませんでしたが、それが無料鑑定でしている誘い水なのだと思いました。私の場合はアイテムを購入しないで開運や改善できる方法をお伝えしています。ただ運気や相性をみるだけではいけないとつねづね考えている私としては、開運アイテムに関しては否定も肯定もする気持ちはありません。

そんなある日、いつもなにかと悩み相談をしてくる幼友達から電話が来ました。いつもとおなじ愚痴や悩みを聞いているうちに、先日、私が鑑定をしてもらった双子の占い師に、友人のこと占ってもらおうと考えました。私なりに友人のことを鑑定し、運勢とは別に、別の理由が原因のひとつだと伝えていましたが、なかなか信用してもらえなかったのです。友人から鑑定を申し込んでもらい、鑑定の結果は、私の見立てとおなじでした。内容を詳細には書きませんが、私が幼い頃からその友人に対して感じてきたことがそのまま鑑定文に記載されていました。友人も自分なりに思うことがあったのでしょう。私からのアドバイスを実践してくれるようになりました。

それにしても、おなじような仕事をしている私が言うのもなんですが、遠く離れた場所でなんの情報もないなかで、どうしてさまざまなことがわかるのか、不思議に思います。ユングの学説であります、潜在意識、民族意識という心の深いところで、すべての生き物はどこかでつながっているのかもしれません。

ライタープロフィール

MUMUさん／男性／年齢：50代／新潟県在住／神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。