占い師体験記
占い師をはじめたきっかけ、どのように勉強したのか、占いをして良かったこと、など占い師の体験記を紹介します。

占いとはなにか?

2012/07/17

占いとは、個人の器に心という「ソフト」をいれるための「パソコンというハード」を占うものだと思っています。パソコンがたとえ旧式なものであれ、ソフトを新しくいれてゆくたびに、人はリニューアルしていくものだと信じています。

つまり、人の意識や思いを変える、いえ、もともと自分自身に備わっている才能と知恵と勇気に気づくことによって、運命は変えられるのだと信じています。肉体は融通のきかない機械ですが、心はその肉体と調和し、よりよい関係が築くことができるもっとも大切なものだと思います。占いによって、自分自身を客観的にみつめ、自分本来の姿に気づく、模索と試行錯誤のきっかけにしていただけるものだと思います。

また、占いの効用について述べたいと思います。私はさまざまな占いを試してきました。天中殺で有名な『算命学』。『四柱推命』や『西洋占星術』は統計的な占いです。ある程度性格や運命の流れを読むことが可能です。ただし、あくまでも傾向を知るだけです。手相は人の思いや考えによって少しづつ変化していきます。現在の手相をみることによって未来を予測するわけです。なにをやってもツイていないと思うとき、今が天中殺なら、「ああ、もう少しすれば天中殺も終わる」と思えば少しは気がまぎれます。明るい未来が予言されていれば、明日に希望を持つこともできるでしょう。

また、私の経験から思う占いとは、どんな出来事がおきるのかを予測するのではなく、どんな気持ちになりやすいのかを予測するものだと思っています。また、占いの的中率をきわめるためには、周囲の家族、知人たちのすべてをみなければいけないと思っています。人は周囲の環境からもたくさんの影響をうけているからです。また、宇宙の運勢、地球の運勢、世界各国の運勢、日本、そして、住んでいる地域の運勢まであわせてみないと、個人の運勢のすべてをみることなどできないものだと思います。いくら、個人の運勢が大吉であっても、家族や社会がどん底では、幸せになれるはずがないからです。また、国がどん底であれば、どうしても国の状況にふりまわされてしまうことでしょう。とはいっても、国の運気までならともかく、地球や宇宙の運勢まではみることができないでしょう。それが占いの限界でもあるのでしょう。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。