占い師体験記
占い師をはじめたきっかけ、どのように勉強したのか、占いをして良かったこと、など占い師の体験記を紹介します。

占い師をはじめたきっかけ

2012/07/02

運命とはなにか?

占いというものに興味を抱いたのは小学生の頃でした。おなじ生年月日の友人がクラスのなかにいることを知り、では彼は私とおなじ運命をたどるのだろうかという疑問がわいてきたことにはじまります。

それから雑誌や本などで占いの本を読んで、実際に自分や身内、友人たちを占って検証するようになりました。まだ本格的な占いではなかったので、当たっているようで当たっていないような感じを受けました。その後、中学生の頃には私自身のトラブルや身内や友人たちの不幸な出来事に遭遇しました。そしてあのブームになったノストラダムスの予言というものが私の占いへの傾倒に拍車をかけたのです。ほんとうに世界は滅んでしまうのだろうか? まだ子供だった私は恐怖に襲われました。そのときです。犬の運命は犬の運命でしかないけれど、犬が犬以外の存在に昇華できたときには、犬の運命から逃れられるのではないか、それが占い、そしてスピリチュアルな世界に浸っていく大きな転機になった思いつきでした。運命というものはあるのだろうか? あるとしたらなぜ運命などというものがあるのだろうか? そしてまたその運命を変更できるものなのだろうかと思い巡らせ、さまざまな占いの本をさらに深くまた幅広く読むようになったのです。今では私なりにその解答をだしています。運命というものはあるようだ。けれども運命というものは確定したものではない。ひとつひとつの選択しだいで変化していくものだというのが今、私がだしている結論です。

重い病にかかり、生死の狭間をさまよった天文学者の方が臨死体験をするなかで、日本の未来がみえてきたそうです。遠い未来であればあるほど、その未来のビジョンが鮮明ではなかったようですが、ふたつ、みっつの未来が同時に重なるようにみえていたそうです。ひとつは荒廃して戦争のあとのような日本。もうひとつは今よりも平和で安穏としている日本の情景だったそうです。それが数年後、再び臨死体験をされたさい、片方の未来の映像が強く現れてきたとも話しています。

人の未来もまた、ひとつではないようです。いくつかの選択肢を選び、また強い意思を持つことでどちらかの未来に枝分かれしていくものだと考えています。占いの場合は、半々の可能性がある場合は、ポジティブな未来をお伝えするようにしています。

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ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。