スペイン セビーリャ
「アンダルシアが満喫できる街歩き」「ヒラルダの塔」「アルカサル(王宮)」「黄金の塔」「サンタ・クロス街」などセビーリャを紹介します。

バルで「朝ごはん」を味わう

2014/10/09

バルの前に立てられた朝食メニュー

バルの前に立てられた朝食メニュー

ホテルにもし朝食が付いていなかったら――もし、スペインなら、心配事はありません。なんたって「バル」がある!!

スペインの「バル」は、"BAR"という綴りで、思わず日本のバーを想像しがちですが、実はまったく異なります。日本のバーは、夜にお酒を飲みに行く薄暗いお店、といった感じですが、スペインのバルは、朝から深夜まで開いていますが、朝は朝食、その後、ブランチのサンドイッチなどを提供し、昼はランチ、夜はタパス(一品料理)とお酒と、時間帯ごとに異なるスタイルで運営しています。若者からお年寄りまでが利用するバル。日本でも近年、夜にお店をはしごして食べ歩く「○○バル」が流行っているようですが、これともまったく違います。

昼ごはんや夜ごはんでも、バルはありがたい存在。でも、朝ごはんもバルで食べることが多いです。セビーリャでも、ホテルに朝食がついていなかったので、朝起きてホテルを出て、街を少し歩いたら、朝食を提供するバルをたくさん見つけました。

メニューは、クロワッサンとオレンジジュース、カプチーノで3ユーロ(400円)ほど。中には、パニーニなどのメニューもありました。カウンター越しにスタッフに頼むと、しばらくして温められたクロワッサンがのったお皿とオレンジジュース、そしてカプチーノが目の前に置かれました。会計はその場でパッと支払えばOK。

仕事前にカウンターで立ちながら慌ただしく食べている会社員風のスペイン人もいれば、テーブル席でのんびり食べている外国人観光客の姿も。基本、セルフサービスなので、もし、テーブル席を選んだら、カウンターまで食べ終わった食器は持っていくと喜ばれます。なんといっても、バルは朝から忙しそうなので・・・

以前から不思議に思っていたのが、スペインはクロワッサンがおいしいこと。ブリオッシュ、ともいいますが、フランスに負けじとクロワッサンの味はどのバルでもハズレがなく絶品です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。