イタリア ミラノ旅行記
マンガフェスティバル、百貨店 La Rinascente、イタリアの100均ショップ、ブエノスアイレス通りなどイタリア ミラノについて紹介します。

バールをトイレ代わりに利用する業

2014/06/12

バールをトイレ代わりに利用する業

バールをトイレ代わりに利用する業

イタリアの街でふと「トイレに行きたい」と思ったら、日本のようには行きません。

例えば、鉄道の駅だと、トイレはあっても工事中だったり、使用不可だったりすることが多く、また"有料"であることもあります。ただ、有料のトイレはその分、ちゃんと清掃されていて治安面でも安心な部分があるので、わざわざトイレにお金を払って・・・と最初は思うかもしれませんが、考えようによっては、有料トイレの方が使い勝手がいいことも。

一方、街中にある公衆トイレは、衛生面でも治安面でもオススメできません。

「トイレはあらかじめ事前に済ませておく」というのが、イタリアを旅する上での鉄則です。レストランやバールを利用した際、また、美術館や博物館などを見学した後、そこを出る前にトイレに行っておくことが多いです。数は少ないですが、百貨店などにもトイレがあります。

では、急にトイレに行きたくなったらどうするかというと、バールに行きます。前回の記事で「バールはどんな小さな街にも必ずある」と言いましたが、トイレの利用もできます。ただし、トイレだけの利用でバールに入るのは御法度。できれば、エスプレッソ1杯でも注文しましょう。1杯1ユーロほどですから、気分転換や目覚まし代わりにもなります。バールのトイレはわからない場所にあることも多いので、カウンター越しにスタッフに「トイレを利用したいのだけど」と尋ねたら、ちゃんと教えてくれます。

ただし、エスプレッソがいかにイタリアで安くて美味しくとも、カフェインたっぷりなので、あまり飲み過ぎるとトイレにどんどん行きたくなってしまうのも要注意です。

バールではほかに、朝食や昼食、夕食はもちろん、ちょっとお茶したい時、水やお菓子が欲しい時などでも利用できます。駅で遅れている鉄道を待つ時も、時間つぶしにバールに入って休憩しながら、カウンター越しにスタッフと「また鉄道が遅れてる、困ったものだ」的な会話をして盛り上がってしまいました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。