パリ旅行記
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シャルルドゴール空港名物「コンコルド」まで歩く!

2014/02/07

パリ・シャルル・ド・ゴールの「コンコルド」

パリ・シャルル・ド・ゴールの「コンコルド」

パリのシャルルドゴール空港(CDG)に降り立つたび、ずっと気になっていたのが、空港に展示されている「コンコルド」でした。コンコルドは"超音速旅客機""怪鳥"などといわれたかつての夢の旅客機で、今はすでに全機が引退してしまいました。だから、コンコルドにもう乗って飛ぶことができません。

現在、そのうちの1機のコンコルドが、今もずっとCDGに飾ってあります。今にも飛び立とうというふうにも見えるディスプレイはさすがフランスですが、夜にはこのコンコルドはさらにライトアップしていてきれいで、往年の活躍ぶりがよみがえるようです。

そしてついに、このコンコルドのそばまで歩いて行ってみることにしました。

最寄駅は、空港内を走る鉄道の第3ターミナル駅。「RER B線」の第1ターミナル駅とも直結しています。ここからまず、ヒルトンのホテルまで歩き、その先はコンコルドがはっきり見えますから、それに向かって歩くのみです。ただし、歩道は存在せず、車道の横や"畑"?をひたすらコンコルドに向かって歩く・・・という。スニーカーで行って正解でした。路面は限りなくよくない。

近いようで意外と遠かった、なんとかコンコルドのそばまで着きました。空港の敷地内で柵がありますから間近までは近づけませんが、それでも近くまで行くと大きさがよくわかります。でも、ジャンボ機といわれるB747や、現在最も大きな旅客機のA380と比べると、機体の幅が限りなく細い・・・戦闘機のようです。それがまたスリムでカッコいい。

ちなみに、コンコルドに実際に乗ったことがある人に感想をお聞きすると「戦闘機のようだった」とのこと。機内の音がものすごくうるさかったそうです。"全席ファーストクラス"が売りだったコンコルド、とはいえ、今の旅客機のファーストクラスとはほど遠く、快適さより速さが求められたそうです。だから、時代のニーズにはちょっとまだ合わなかったのかな、と思わなくもなく。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。