スペイン アルコスデラフロンテラ
「白い村で有名な街」「国営ホテル パラドール」「旧市街と新市街」「カルフールで買い出し」などアルコスデラフロンテラを紹介します。

「白い村」の街歩きスポット

2014/10/31

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの街並み

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの街並み

朝、セビーリャからバスで2時間かけてアルコスデラフロンテラに着き、宿泊先のパラドールにタクシーで向かって先に荷物を部屋に置いた後、カメラを手にその白壁の街並みに出ていきました。まず、お腹がすごく空いていたのでパラドール近くのバルでランチを食べ、その後、まるで迷路のような街を歩いてみました。

いまやアンダルシア地方を代表する観光地として注目を浴びる白い村ですが、その白壁の家々には現地の人々が住んでいます。だから、家で洗濯をしていたり、はげた壁に石灰を塗っていたり、テレビを見ていたりする様子が、街を歩いていて垣間見れました。

それにしても、街の路地は狭いです。車が1台走るのもギリギリです。おそらく昔から変わらない路地で、車などない時代からあったのでしょう。その路地には一方通行も多く、明らかに観光客風なバイク集団が何度も同じ道をさまよっているのも目撃しました。

アルコスデラフロンテラの中心は、カピルド広場です。とても小さな広場なのに日中は車がギッシリと停まっています。駐車場で無料だからなのか、相当に車の運転に慣れていないと難易度が高そうでした。観光客ならばむしろ、下の駐車場に停めて歩いてくるのが正解かも、とも(※ そうやっている外国人観光客は実際、多かったです)

この広場にあるのが、サンタ・マリア教会。この教会はもともとイスラム寺院「メルキータ」があった場所で、15世紀に建てられたとのこと。この街では実質的に"カテドラル(大聖堂)"の役割を果たしてきた歴史があり、教会の内部に入ると、聖歌壇、アンダルシア・ゴシックを代表する壁画、サン・アントニオ礼拝堂などがあってとても立派でした。入場料は2ユーロ。

そして、展望台に立つと、南方向に向かって見晴らしがよく、ここがイスラム時代に"見張り塔"の役割を果たしていたこともよくわかりました。

ほかに、サン・ペドロ教会、サン・アグスティン教会、アギラ伯爵宮殿など、街をぐるぐる歩いているとそんな観光スポットにも遭遇。街中にある観光案内所ではとてもていねいに英語で案内してくれました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。