スペイン アルコスデラフロンテラ
「白い村で有名な街」「国営ホテル パラドール」「旧市街と新市街」「カルフールで買い出し」などアルコスデラフロンテラを紹介します。

旧市街」と「新市街」がある

2014/11/11

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの旧市街(手前)と新市街(奥)

アルコス・デ・ラ・フロンテーラの旧市街(手前)と新市街(奥)

アンダルシアの断崖の上に建つ古城と教会がある街、アルコスデラフロンテラ。この街は「旧市街」と「新市街」に分かれています。

旧市街は、言わずもがな、街の中心にあるカピルド広場をはじめ、サンタ・マリア教会、パラドール、サン・ペドロ教会などがある、まさに断崖の上にある白壁の街並みです。この街並みの路地は、車1台通るか通れないかというほど狭く、一方通行も多く、時折、険しい坂道に出くわします。旧市街に住んでいる人々は慣れているようでしたが、断崖の下にある新市街から何度か歩いて登りましたが、なかなか大変でした。

そして、新市街は、街の入口から断崖に上がっていく手前まで、平野部分をさします。平野とはいえ、多少のアップダウンはありますが、断崖ほどではありません。セビーリャやヘレス、マラガなどへのバスが発着するバスターミナル、ちょっと大きめのスーパーマーケットなども新市街にあり、ホテルも旧市街よりは安めです。道の幅も、大通りだとちゃんと2車線あって広いです。

旧市街と新市街は、バスで結ばれています。小さな街ですから、本数はそんな多くありませんが、お年寄りや観光客が停留所で待っているのを目にしました。自分も、新市街のスーパーで2リットルの水2本などを買って旧市街のホテルに帰る時にバスターミナルから「ミニバス」を利用しましたが、ホテルの手前まで行ってくれてとてもありがたかったです。

ちなみに、アルコスデラフロンテラの入口は、今でも南側のルートしかありません。断崖の上に登っていくほど道が狭くなるので、もし、車で来たならば、下の駐車場に停めて上まで歩くのが正解だと思いました。この街の一番高い場所には、"カスティージョ"と呼ばれる城があります。現在は個人の所有物なので一般公開されていませんが、外からは眺めることができました。イスラム時代の名残だそうで、これもカピルド広場に面しています。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。