イタリア ミラノ旅行記
マンガフェスティバル、百貨店 La Rinascente、イタリアの100均ショップ、ブエノスアイレス通りなどイタリア ミラノについて紹介します。

イタリアにも「母の日」がある

2014/05/23

イタリアにも「母の日」がある

イタリアにも「母の日」がある

5月第2日曜日の「母の日」は、日本でもカーネーションをお母さんに贈る日としておなじみです。最近は、カーネーションのみならず、バラの花束だったり、ちょっとしたプレゼントを送ったり、百貨店もスーパーマーケットも"母の日商戦"があるほどにぎわっている感もあります。

この母の日は、日本だけではないのだな、と以前、ミラノを訪れた時に気づきました。

実は2年前、ミラノを訪れた時も、ちょうど母の日でした。日曜日の夜、どこかで晩ごはんを食べようと、リストランテかトラットリア(イタリアでいうレストラン、食堂)などを探していた時、ほとんどのお店が閉店していました。仕方なく、ホテルの近くにあった『マクドナルド』に行って夕食を摂りました。せっかくイタリアまで来てマクドナルドだなんて、と少しガッカリしていたところ、レジのカウンターに"Tanti mamma!!"と書かれたカードが飾ってあるのを発見。イタリア語で「お母さん、おめでとう!」という意味だと理解でき、そして気づきました、「イタリアにも母の日があるんだ!」と。

そして今年、再びミラノを訪れた日もまた母の日でした。朝、ミラノ中央駅に行くと、高速列車「ユーロスター」の乗り場の前で、Tranitalia(イタリア国鉄)のスタッフたちが乗客に1輪ずつ、バラの花を配っていました。イタリア人曰く「イタリアでは、お母さんにカーネーションではなくバラを贈るのが一般的」とのことです。この日の夜に帰国する身ではありましたが、スタッフがバラを差し出してくれたので、思わずもらってしまいました。

通常、イタリアでの母の日の夜は、家族みんなで過ごすようです。この日ばかりは、お父さんが料理の腕をふるって家族のために作ることも多いようです。イタリアの家庭では、男たちは皆「マザコン」と言われるほど、年を取ってもお母さんの影響は強い。だから、母の日は日本以上に大事にされているようです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。