イタリア ミラノ旅行記
マンガフェスティバル、百貨店 La Rinascente、イタリアの100均ショップ、ブエノスアイレス通りなどイタリア ミラノについて紹介します。

イタリアの航空博物館は『紅の豚』の世界!

2014/05/29

イタリアの航空博物館は『紅の豚』の世界!

イタリアの航空博物館は『紅の豚』の世界!

スタジオジブリの代表作の1つ『紅の豚』は、舞台がアドリア海です。クロアチアとイタリアの間にあるアドリア海は、紺碧の海の色が美しく、自分も何度かイタリア側の海岸を訪れたことがありますが、日本の海とはまた違う景観で素晴らしいです。夏のバカンスシーズンになると、ドイツや北欧からバカンス客が大挙して押し寄せることでも有名です。

そのアドリア海を、縦横無尽に真っ赤な機体で飛び回った『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソをはじめ、ほとんどの登場人物たちはもちろんフィクションですが、先日、ミラノ・マルペンサ国際空港の近くにある航空博物館「VOLANDIA」を訪れ、展示されている飛行機の数々を見た瞬間、「『紅の豚』の世界だ!」と思わず、叫びそうになりました。

もちろん、ポルコが乗っていた飛行機が展示されているわけではありません。しかし、原作の宮崎駿監督がイタリアで昔、たくさん飛んでいたであろう機体をモデルにしたのではなかろうか・・・と思えるほど、なにか似たようなものが感じられました。

特に、イタリアで初めて飛行機が作られた工房が再現されていたコーナーがあったのですが、ここも映画に登場したような工房の雰囲気にとても近いものを感じました。

ほかにも、空飛ぶ機器を最初に発明したとされるレオナルド・ダ・ヴィンチが紹介されていたり、今でも飛んでいる名機の1つ「DC-3」が展示されていたり、アリタリア・イタリア航空の昔の制服やポスターが貼られていたり・・・航空マニアにはうれしい展示物がたくさんあり、1日ガッツリいてじっくり見て回りたいほど。敷地内には、マルペンサ空港を望める展望スペースもあり、次々に発着する飛行機の写真を撮るのにもよさそうでした。

館内には、お土産のコーナーもありました。イタリアの飛行機関連のものが多く、書籍などはほとんどイタリア語なので理解できないと厳しそうでしたが、館内の案内はほぼ全部が英語併記で、日本語の簡単なパンフレットもあり、飛行機好きとしてはここはまたぜひ行きたいです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。