スペイン アルコスデラフロンテラ
「白い村で有名な街」「国営ホテル パラドール」「旧市街と新市街」「カルフールで買い出し」などアルコスデラフロンテラを紹介します。

国営ホテル「パラドール」に泊まる

2014/10/28

カピルド広場にあるサンタ・マリア教会(右)とパラドール(左)

カピルド広場にあるサンタ・マリア教会(右)とパラドール(左)

スペインを旅する時、一度は泊まってみたいと以前から思っていたのが「パラドール」でした。

このパラドールは、歴代国王の住まいだった中世の古城や宮殿、由緒ある貴族や領主の館、修道院などを改装したスペイン国営のホテル。スペイン全土に点在していて100ヶ所ほどあるようです。多くのパラドールが、歴史的に価値ある建物を利用しているのが特徴で、宿泊しながらスペインの歴史に直に触れることができます。そのパラドールは場所によって個性的で、旧市街の街並みを一望できたり、ゴルフ場やビーチなどを備えた最新リゾート型だったり、さまざま。

さて、「白い村」で有名なアルコスデラフロンテラのパラドールは、かつて司祭の館だった建物が改装されたものです。街の中心部、カピルド広場に面しています。新市街のバスターミナルからタクシーで向かう際、行き先として「パラドール」とだけ言ったら即、通じました。

そのパラドール、断崖の上に立ち、横に展望台があるだけあって、バルコニーからの眺めは最高でした。1泊あたり日本円で2万円以上(!)したけれど、バルコニー付きの部屋を予約して正解。展望台とほぼ同じ景色、雄大なオリーブ畑が広がる大平原を、を自分の部屋のバルコニーから堪能するのは格別でした。

また、絵タイルで装飾された館内は中世の雰囲気そのままで、小さな井戸もあるパティオも植物が置かれてベンチもあり、休憩するのに最適でした。また、カフェもあり、ここは宿泊客でなくても利用できるとあり、大平原を望める展望台付きなのでお茶を飲むだけでもオススメです。

建物は古くとも、設備は最新のものがそろい、バスタブもあってアメニティもそろい、お湯もちゃんと出ました(※ スペインの宿ではお湯が満足にでないことが多い)。部屋の棚やベッドなども年代物の感じがして雰囲気たっぷり。ちょっぴり"お姫様気分"になったリッチな気分を味わいました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。