パリ旅行記
オルセー美術館、セーヌ川、シャルルドゴール空港などパリ旅行記を紹介します。

セーヌ川にて「南京錠」で愛を誓うのがブーム?

2014/01/19

セーヌ川の橋に南京錠がビッシリと

セーヌ川の橋に南京錠がビッシリと

永遠の愛を誓う「南京錠」は、考えてみたら、いったいいつどこで登場したのでしょうか。その起源を以前、インターネットなどで調べたことがありますが、その南京錠の発祥については、はっきりしたことはよくわからないようです。日本でも、南京錠にカップルがメッセージを書いて鍵をかけるのが各地に存在していますね。

この"パリ版"ともいえる南京錠のスポットが、セーヌ川沿いにあるいくつかの橋にあります。橋にこの南京錠がかかる光景は年々、どんどん増え続けているような気がします。セーヌ川で、南京錠で愛を誓うなんて、考えるだけでステキ・・・と思ってしまいますが、実際のところ、そうでもないようです。パリのような街全体が"世界遺産"だと「景観を損ねる」という意見もかなり多いようで、一度ぜんぶ撤去されたこともあるのとか。ただしその後、瞬く間に再び南京錠がそれぞれの橋にかけられ始め、まさに"いたちごっこ"状態が続いているのだとか。

この南京錠、セーヌ川沿いの露店で、1個4〜5個入りで売られていました。日本からわざわざ持参しなくても現地に売っている・・・ので、ご安心を。しかも、メッセージを南京錠に書くマジックペンも横に置いてありましたから、需要があるのでしょう。確かに、パリのセーヌ川で愛を誓うのはステキです、が・・・今回、訪れた時に改めて橋を見ると、南京錠がどう見ても多すぎる・・・撤去するにしても、行政が追いついてないのでしょう。パリの名物なのか迷惑なのか、よくわからない状況になりかかっていました。

セーヌ川のような場所でなくても、パリのどこかの広場に南京錠のスポットを設置したら、入れ替えも撤去も簡単なのでは、と思うことがあります。韓国・ソウルのNソウルタワーのように、ツリー型の南京錠をかけるスポットを用意したら、見た目もきれいな南京錠ツリーができあがっていましたから。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。