イタリア モンツァ
SBKのレースを2年ぶりに現地観戦しました。通算4回目の観戦ですが、場所はイタリア・モンツァサーキット

スーパーバイク世界選手権2013 モンツァ・ラウンドを観戦

2014/06/18

スーパーバイク世界選手権2013 モンツァ・ラウンドを観戦

スーパーバイク世界選手権2013 モンツァ・ラウンドを観戦

オートバイのレースで世界最高峰が「MotoGP」です。このMotoGPは現在、MotoGP/Moto2/Moto3の3クラス制で、レースに出場するオートバイは基本すべて特注の"スペシャルマシン"になります。一方、オートバイの市販車をベースにしたレースが「SBK」、スーパーバイク世界選手権。MotoGP同様、世界各地を転戦しながら世界王者を決めるシリーズですが、現在、日本での開催がないので、日本グランプリがあるMotoGPより日本での知名度はイマイチ。逆に、開催地が多いヨーロッパ、特にイタリアではかなりメジャーな存在です。

そんなSBKのレースを2年ぶりに現地観戦しました。通算4回目の観戦ですが、場所は2年前と同じイタリア・モンツァサーキット。ここはミラノから鉄道で30分ほどで、駅から徒歩30分と交通アクセスがいいので、他のサーキットに比べても誰でも行きやすいです。ちなみに、毎年9月にはF1も開催される名物サーキットでもあります。

2年ぶりのSBKで感じたのが、まず「カワサキ」が速い。カワサキといえば会社は川崎重工で日本のメーカーですが、数年前まで上位はヤマハやドゥカティが占めていた状況が一転していました。続いて、アプリリアやBMWなどの欧州メーカーが速く、ホンダやスズキは苦戦していました。一方、ヤマハは資金難(?)により、メーカー直結のチームが参戦していないのが少し寂しかったです。

ただ、さすがレースの本場・イタリアだけあって、MotoGPほどではないものの、観客は日本と比べるまでもなく多かったです。特に、イタリア人ライダーの参戦が多いシリーズなのもあると思います。以前は日本人ライダーが6人、7人と多かった時代もあったのですが、今は通年で参戦している日本人ライダーはゼロ。

SBKは、スペシャルマシンのMotoGPよりも、市販車がベースなので"差"がつきにくく、バトルが多いのも健在でした。レース中のバトルが多いと見ごたえがあります。やはりレース観戦は現地に限る、とつくづく思った次第です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。