スペイン セビーリャ
「アンダルシアが満喫できる街歩き」「ヒラルダの塔」「アルカサル(王宮)」「黄金の塔」「サンタ・クロス街」などセビーリャを紹介します。

映画『スター・ウォーズ』にも登場した「スペイン広場」

2014/08/29

セビーリャのスペイン広場

セビーリャのスペイン広場

セビーリャ大聖堂とアルカサルの2つの世界遺産を見学した後、スペイン広場に「トラム」に乗って向かいました。プラド・デ・サン・セバスティアン・バスターミナルの前にある停留所から、プラド・デ・サン・セバスティアン公園の中を突き抜けていき、歩いて10分ほどで着きました。

このスペイン広場は、1929年に開催されたイベロ・アメリカ博覧会の会場として造られたもので、大聖堂などと比べると歴史は浅いですが、見る限り、かなり立派な建造物でした。かつて、サン・テルモ宮殿の庭園だった一部、マリア・ルイサ公園の中にあります。公園の入口には、大聖堂と同じく、馬車がたくさんたむろしていました。

スペイン広場は、当時、有名だった建築家、アニバル・ゴンザレスの手によるもので、広場を囲む半円形の建物の下に、スペイン各県の特徴や歴史的なシーンなどがタイルで描かれた58ものベンチが置かれていました。例えば、マドリードやバルセロナなどがそれぞれあり、お気に入りの都市の前で写真を撮ったり、休憩したりする観光客がたくさん。

また、広場の前には池があり、ボートを楽しむ家族連れや、広場の中を馬車でグルグル回って見学するカップルら、皆、楽しそうでした。観光客のほか、セビーリャ市民たちにとっても憩いの場なのだそうです。

ちなみに、このスペイン広場は、あの有名な映画『スター・ウォーズ』の新三部作、この2作目のシーンにも登場します。どのシーンかというと、アナキンとパドメが敵の目を逃れるため、パドメの故郷・ナブーに宇宙船で到着した時、2人が歩いているシーンです。映画をもう一度見直すと、スペイン広場がほぼそのまま登場するのに驚きました。特に、スター・ウォーズ の新三部作はCGを駆使して製作された印象が強かったので、現実にある場所を生かしたシーンもあったのだ、と気づいたのはつい最近のことでした。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。