スペイン アルコスデラフロンテラ
「白い村で有名な街」「国営ホテル パラドール」「旧市街と新市街」「カルフールで買い出し」などアルコスデラフロンテラを紹介します。

「白い村」で有名な街

2014/10/23

アルコス・デ・ラ・フロンテーラ

アルコス・デ・ラ・フロンテーラ

スペインというと、闘牛にフラメンコ、そして「白い村」がパッと思い浮かぶ人も多いはず。この白い村は、スペイン南部のアンダルシア地方に見られ、その昔、厳しい直射日光を避けるため、建物の壁を石灰で白く塗ったのがはじまりだとか。

そんな「白い村」が、アンダルシア地方に点在しています。どの村もとても小さく、鉄道の駅などない、バスや車でしか行けない場所がほとんどです。

その白い村に先日、数日間滞在しました。場所は、アルコスデラフロンテラ (Arcos de la Frontera) 。初めて名前を聞いた時、いったいどこにあるか、どうやっていくかも分かりませんでした。その後、いろいろ調べるうち、セビーリャから1日2本、バスが出ているのを知り、朝、そのバスに乗って2時間かけて向かいました。

バスから見えてきたのは、断崖絶壁の岩山の上に、教会と白い村がある景色。まるで、映画のワンシーンに出てきそうです。バスターミナルは街の入口にあるので、その日に泊まることになっていたパラドールまではタクシーに乗って行きました。車が通るのもギリギリな狭い路地をどんどん登っていき、その岩山のほぼ頂上にあたる部分に、街の中心部にあたるカビルド広場、サンタ・マリア教会、そしてパラドールがありました。

このカピルド広場をはじめとした部分が旧市街、バスターミナルのあるあたりを新市街と呼ぶのだそう。カピルド広場の横には展望台(無料)があり、そこから眺めるアンダルシアのオリーブの木でおおわれた大平原、すぐ下を流れるグアダレーテ川といった景色は、まさに「絶景」そのものでした。

展望台の向かいにあるサンタ・マリア教会、そしてパラドール、さらに、もう一方の断崖にあるサン・ペドロ教会など、白い村の、まるで迷路のような街並みを歩いて回るだけでも楽しかったです。途中、英語も通じる観光案内所があり、パンフレットや地図などももらえました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。