フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

日本とは違うフィリピンの楽しいお葬式

2012/09/04

日本のお葬式は粛々と厳かに執り行われますが、フィリピンの葬式は正直言ってパレードと勘違いしてしまいました。何も判らなかった頃は、道路を封鎖して延々と続く長いパレードだなあ 今日は何の祝日と思っていたのです。先頭は親族が歩き、その後ろが霊柩車です。更に親族や知人達が歩き、後にバイクや車、そしてトライシクルやトラックに沢山の人が乗って続きます。当然、道路は混雑しますが警察官もでて通過するまで道路を遮断します。最後尾には関係ない車両が続きますが、誰一人クラクションを鳴らしたりはしません。

墓地に着くと、参列者にご飯とお菓子そして飲み物が配られます。身内を残して殆どがプレゼントを貰うと帰ってしまいます。フィリピンには墓地が沢山ありますがお金持ちの華僑の墓は1Dくらいの大きさがある立派な家作りで、何と冷房&照明完備です。富裕層は大理石の棺を使った豪華なお墓です。貧困層は、四角い升目のスペースでブロック作りです。大きな墓地ではブロックが6段や8段になっていて、身元の判別が付かない場合もあります。

フィリピンでは、お亡くなりになるとマージャンやビンゴ、そして様々なギャンブルが開催されます。警察官も葬儀の時だけは特別に目をつぶってくれるのです。ギャンブルの上がりの半分が喪主に渡され葬儀の費用に充てられます。葬儀費用が集まるまでギャンブルは続きますので、時には2週間以上開催される事もあります。

フィリピンに戒名はありませんが棺桶代が5000ペソ、死亡届と埋葬許可書の申請料が1000ペソ、火葬費用は3000ペソです。

日本人や外国人は、自宅でなくなった場合に病院での解剖が必要になります。病院でなくなった場合は必要ないので、もうあかん!と思ったら救急車を呼んで病院に行った方が良いでしょう。火葬の他にも土葬や散骨などができます。

外国人の場合はネイティブよりも割高になりますが、私は葬式代10万ペソ(20万円)はいつも用意しています。人間生きてるだけでも儲けものと言いますから、寿命を迎えるまで楽しくやりましょう。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。