フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンの食生活にみる物価

2012/06/13

フィリピンの物価は、日本と比べると10分の1の場合と、3分の1、そして日本より高い場合があります。

日常生活で必要な米、塩、野菜、鶏豚肉は安く、米は10キロ200ペソ(400円)からあります。一番安い米は50キロで300ペソですが、正直言って私の口に合いません。日本米もありますがササニシキで3キロ800ペソ(1600円)します。

安価な日本米は、パッケージだけ日本語で中身は中国と韓国のお米です。JAPANAライス、NIHUNライス、コシノヒカリなど笑ってしまいます。

庶民感覚で生活するならば、日本の10分の1の物価で生活できます。

少しは日本食も料理したいと言う場合は、魚介類や外国人向けの牛肉、そして野菜と調味料が必要になります。マグロは刺身で食べられる新鮮な物が250ペソ(500円)からブロックで売っています。

魚介類で一番高いのは海老で日本より高い価格です。何故かと聞いたら、輸出できる物は高いそうです。なるほど、日本のスーパーに並んでいる海老の殆どがフィリピン産です。

アジやイワシ、そしてカツオも店頭に並んでいますが、日本と同じかやや高めの値段です。私は天日に干して保存食にしています。

食品より高いのが日本の調味料です。味の素、マヨネーズ、ソース、ケチャップ、唐辛子、からし、わさび、味塩コショウ、カレールウ、何でも揃いますが超高級品で賞味期限が切れている場合もあります。

日本食を取り入れて生活する場合でも、日本の3分の1の物価で生活できます。私の周囲には、国民年金2万円で家族5人暮らしている方も結構います。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。