フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンと日本の物価・経済格差

2012/05/13

フィリピンと日本の物価格差は、生活水準で大きな違いがあります。日本の大手デパートよりも倍以上大きいショッピングモールには世界中の商品が溢れかえっています。

衣類や履物は、1着100ペソ(200円)の中国製
大手ブランドの1着3000ペソ(15000円)まであります。
家電製品は日本と変わらない品揃えで、価格は安いけど直ぐに壊れる中国製
庶民でも無理すれば分割で買える韓国製
最も高価で性能の良い日本製があります。

一番安い中国製の保障期間は1日、韓国製は1ヶ月、日本製は1年間の保障があります。

価格が高いから良い物とは限りません。ブランド物は注意しないと殆ど中国製のコピーです。日本製の電化製品でもSOMY TOSIBA、そしてHONDA、YAMAHA等があります。

低所得者は、自宅の傍にあるサリサリという駄菓子屋&雑貨屋を利用します。全て小さく小分けされ、5ペソ(10円)で何でも買う事ができます。衣類や履物も、全てお下がりか中古着で20ペソ(40円)からあります。

食料品は殆どが中国製か中国系です。値段が安く量も多いのですが、添加剤や化学物質の表示が曖昧で賞味期限などありません。値段が倍以上になりますが、世界ブランドの食材も豊富に揃っています。

日本食も数は少ないですが有ります。日本の食材店も多く、日本より2割から3割高めになります。

現地の人と同じ目線ならば、物価は日本の五分の一くらいです。メーカーやブランドに拘れば、関税の関係で日本より50%から100%増しになります。

フィリピンと日本の経済格差を考えた事はありません。なぜならば、物の価値観と幸福感がまったく違うからです。

ちなみに、私は家族二人で全て込みの生活費が月3万ペソ(6万円)です。日本にいるより三食は豪華で、1週間に3回は外食し、週末にはリゾートを楽しんでも毎月貯金ができます。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。