フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンのファッション感覚

2012/08/21

フィリピンのファッションに、日本のような四季の感覚はありません。また、メディアや雑誌なども普及していないので、流行と言う言葉もあまり聞きません。男性はバスケットパンツに上は裸、タウンに出かける時はTシャツを着るだけです。公共の場やショッピングモールなど服装チェックがある場所は、ジーンズにTシャツが定番です。

なんと女性もパンツに上は裸ですが、小さな子供だけです。大人はジーンズにTシャツが定番です。ファッションで女性が気を使うのは、髪の毛の手入れとマニキュア、ペティキュアです。真っ赤や真っ黒、黄色や青など、日本では使用しない色もフィリピンでは違和感を感じません。

髪は朝起きて直ぐに洗います。学校から帰ってまた洗います。出かける前にも必ず洗います。お金持ちの娘さんはシャンプーやリンスを使いますが、一般の娘さんは洗濯用の石けんで洗います。ジーンズでも拘りがあります。日本のジーンズはヘソの直ぐ下でカットされ、ウエストとヒップラインが美しく見えますが、フィリピーナのジーンズは腰骨の位置にカットされ、幅の広いベルトをしています。

若くてキュートな女性は、腰のくびれとヒップラインが強調され、フェミニンでスレンダーなフォルムが魅力的です。しかし、ちょっとお腹まわりにダイエットが必要な女性は、かえってズングリしたスタイルになってしまいます。

フィリピンは米が主食ですが副食は肉類が殆どで、日本人と比べると腸の長さが短く足が長く見えます。近所を歩く場合はビーチサンダルが多く、レストランやショップ、そしてデートの時にはヒールの高いサンダルを履きます。その為に、オッと思うような八頭身の見返り美人が沢山います。

フィリピンでは祭事が多く学校の舞踏会では、豪華なドレスにティアラ、ネックレスに指輪などで着飾ります。誕生日・卒業式・終業式・独立記念日・旧正月・バレンタインなども、規定に合わせたドレスが必要になります。リース料は、お父さんの収入の1週間分くらいですが、父親は娘に甘いらしく借金しても都合を着けてきます。フィリピーナのオシャレはお金が掛かりませんが、ファッションはフッと溜息の出るほどお金が掛かるのです。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。