フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

貧困層の家庭料理

2012/06/22

フィリピンは約10パーセントの富裕層が経済を動かしていると言われています。失業率は低いのですが、海外へ出稼ぎに行っている方や、道端の物売り、屑拾いまでも計算されており、実勢は10人の内、定職を持った方は1人か2人程度の認識しかありません。

フィリピンは子沢山で一般的に5〜6人家族が多く、親戚の居候が増えると10人家族も多く見かけます。

朝食は時々食べない。
昼食は食べない時もある。
夕食は食べるものがない時もある。

確かに貧困層の子供は成長が遅く痩せています。でも、大人の中には明らかに肥満体型の人もいるのです?

米が安く買えるので、お米がある時は驚くほどご飯を食べます。小さな子供でもドンブリ一杯、大人ならばドンブリ3杯は食べるかもしれません。すると50キロの米もあっという間になくなり、底をついてしまいます。

おかずは、世界一成分を含んでいるカラモンガイの葉っぱの塩スープだけ。海で採れる海草と少しの貝汁。そして、干し魚の塩漬けスープだけと質素ですが、食べられる時に腹一杯食べておくようです。

見栄をはって、夕食の支度の火だけを点ける家族もいますが、砂糖水で我慢しています。私のように外人とわかる場合は、道で出会う大人も子供も、手を差し出して口に入れる仕草をします。食べ物を買うお金をくれと言っているのですが、絶対にあげません。働いて買いなさい、と言います。

家の周囲に野菜を植えている家庭も多く見かけます。ナスは成長が早く油で揚げておかずにします。ニガウリもよく見かけます。鍋にココナッツオイルを入れて炒めるだけです。

どうしてもお腹がすいた場合は、ヤシの木に登って実を落とします。栄養分たっぷりのジュースと果肉、そして殻は燃料になります。そうそう、時々ヤシガニがいて思わぬご馳走になる事もあります。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。