フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンで自動車免許

2012/07/09

フィリピンの交通手段は、高速鉄道、高速バス、フェリー、そして飛行機があります。しかし、これらはマニラに集中し地方都市に鉄道はありません。一般庶民は、トラックを改造した乗り合いバス、バイクの横に座席と屋根を付けたトライシクル、もっと田舎に行くと自転車の横に座席を付けたトライシクルが庶民の足になります。

しかし、近年では自由な足周りとして、中国製のバイクやスクーターを欲しがる人達が沢山います。価格は5万ペソから6万ペソ(12万円)ですが、月々1000ペソ(2000円)からの分割ができます。

私はデコボコ道や悪路が多い道路の運転が苦手です。ハイウエイでも1メートルの大きな穴が開いているのを何度も目撃しましたし、大きな石が道のあちこちに落ちている事が多いのです。

そこで4輪のバギー150ccを購入しました。これならば悪路でも大丈夫です。免許書が必要になり知り合いに相談しました。1日100ペソでサポートするよと言われ頼みました。

免許書を発行する交通センターに行き、始めにドラッグテストと適性検査を済ませます。小さなビンにオシッコを入れ薬物使用の検査をするのですが、実際はお金だけ払い検査をしているように思えませんでした。適性検査も身長と体重を自己申告し、視力テストをするだけです。合計で200ペソくらい(400円)

次に書類を書き込み提出してお金を払います。呼ばれたら窓口に行き、パソコンのカメラで写真を撮ります。暫く待って再度よばれると、プラスティックスの運転免許証を貰う事ができます。合計で400ペソくらいでした。

簡単に書いていますが実際は待ち時間が多く、朝の8時から夕方の5時ギリギリまで掛かりました。学科試験や実地試験も無く、交通事故は全て自己責任。フィリピンではお金で免許証を買います。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。