フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンの不夜城マニラ

2012/06/08

フィリピン共和国の首都マニラは、日本から3時間ほどのフライトで到着する一番近い英語圏です。

日本を出発してから3時間後、飛行機が着陸体制に入り高度を下げ始めると、眼下にエメラルドグリーンの海が広がっていきます。

小さな島が点在し、大きな船を避けながら木の葉のような船が漁をしています。空港に近づくとハート型をした巨大な生簀が見えてきて、海の色が土色に変わっていきます。

大きく旋回すると高層ビルが立ち並ぶ近代都市マニラの繁栄振りが伺え車輪を出し低空姿勢になると国際空港の周辺に住む不法住居の集落が見えてきます。戦後の日本のように、寄せ集めの木材とトタンを組み合わせたアバラ家が殆どです。

国際空港に到着して外にでるまで、出国手続きと荷物検査で約2時間ほど掛かります。一番安全な空港のクーポンタクシーに乗り込み、市内のカジノホテルに直行ですが、スモッグと交通渋滞で30分掛かりました。わざと遠回りされると1時間掛かります。

ホテルに着いた時は夜の8時過ぎ、早々に着替えて繁華街に向かいました。どんなお店か判らなくても入り口の作りとネオンサインで知る事ができます。

青やピンク、赤のネオンに、カラオケ、バー、ビキニ、カーサ、ディスコ等は夜の遊び場。レストランには、チャイナ、コーリア、ジャパニーズの表示があり判りやすいです。

マニラは外国人観光客が多く、夜の8時から朝方まで営業していて、ピークは深夜1時頃になりますが、ダンサーやホステスは時間と共に少なくなっていきます。どこかに消えていくのですね。

エントリーフィーが100ペソ(200円)、指名料が250ペソ(500円)怪しげな料金が3000ペソから5000ペソ(1万円)くらいです。

道沿いにも焼き鳥の露店が並び、庶民が酒を飲みながら女性を物色しています。焼き鳥とトゥバという地酒で50ペソ(100円)あれば、4人でかなり酔っ払えます。

首都マニラは、表と裏の顔を持つフィリピンの不夜城なのです。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。