フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンのオリジナル音楽OPM

2012/06/15

フィリピンでは生活の中に音楽が息づいています。才能とチャンスさえあれば、一気に富裕層へと登りつめる事ができますが、その前に子供を抱えてしまう男女が殆どです。

日本でも一時期フィリピンバンドがパブやクラブで演奏していました。招聘されたフィリピン歌手だけでも、累計で1千人は越えています。日本でメジャーデビューしたマリンをご存知の方も多いと思います。

フィリピンにはタガログ語で歌うオリジナルソングがあり、OPMと呼ばれています。フィリピンの歌手は、タレントであり、俳優でもあり、時には政財界に進出する事もあります。ヒットソングはラジオとテレビを中心に放送され、各地のイベント興行も盛んに行われています。日本のようなアイドルは少なく、実力主義で容姿にも余りこだわりません。

最近ではアメリカのアルバムヒットチャートにアジア人として初めてトップに輝いたペンペンコが有名です。素朴でどこか懐かしさを感じさせる生バンドの温もりと、日本人でも馴染めるメロディーが心地良い作品も有ります。アメリカナイズされたポップでダンサブルな楽曲も人気があります。

アルバムサイズで100ペソ(200円)ですが、小冊子と歌詞カード、そしてカラオケまで入っているからお得かもしれませんね。

私は以前にプロモーターをしていましたが、フィリピン人の音楽性は身近に生きている音楽環境の恩恵だと思っています。ヨチヨチ歩きの子供でも、音楽を聴くといきなり踊りだします。大人顔負けの声量と表現力を持った子供が近所に沢山いるのです。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。