フィリピンってどんな所？: フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピーナはひと目で恋に落ちる

2012/08/14

フィリピンはスペインに統治されていた時代が長く、ケセラセラ＝なるようになるさ！と言う楽天的な部分があります。歳の差や国籍も気にする事なく、ひと目会ったその日から恋の花咲く事ばかりが多いようです。

私がフィリピンに来てドキッとした事は、フィリピーナのジッと見攻撃です。たまたま立ち寄ったホテルのレストランで娘と一緒に食事をしていると、何か変な目線を感じるのです。ふと気になる方を見ると、スタッフの若い女性が私をジッと見つめています。

知り合いでもないし、私の服装やスタイルが奇抜な訳でもありません。10分たっても、30分たっても、身動きせずに熱い視線を送り続けています。

見知らぬ若い女性からジッと見つめられるような攻撃に、日本人としてまったく免疫がありません。思い切って私もジッと見つめ返しニコッと笑ったら、相手も笑顔を見せています。手を小さく振ると、相手も振ってきます。思い切って手招きをすると、テーブルまで遣ってきました。

「私のこと知っているのですか？」と聞くと「いいえ　初めてです。」と答えます。「何でジッと見ているのですか？」と聞きなおすと「多分　サダンリー（運命）」と答えました。

私は相手の電話番号も聞きませんでしたが、誘えばそのまま仕事を早退して着いて来ると感じましたが、残念な事に娘に引き止められました。

セブ島のリゾートホテルに宿泊した時は、プールサイドにいる私の傍を離れないスタッフがいます。タバコを手にするとレストランから灰皿を持ってきます。ビールが無くなると冷えたビールを持ってきてくれます。

う～ん！このホテルのサービスは徹底しているなあ・・と思ったらマネージャーに呼ばれて、何かお叱りを受けています。フロントに行ってマネージャーに「どうかしたの？」と聞いたら「あの娘は、自分の仕事をしないで貴方に夢中になっているから、注意したのよ」と言いました。ええ　初対面ですよ、名前も知らないし・・・まだレストランの隅から私にジッと見攻撃をしています。

ライタープロフィール

Jack天野／男性／年齢：50代／セブ島在住／13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。