みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/パリでお一人様おすすめの食事スポット

2012/02/03

ギャラリー・ラファイエットのフードコート

ギャラリー・ラファイエットのフードコート

ギャラリー・ラファイエットのフードコート

1人旅で何がよく困るかというと「食事」かもしれません。

日本では1人でランチやディナーを楽しむ女性も増えていますが、高級なレストランなどだとそうもいきません。こんな事情は、ヨーロッパでも同じ。しかも基本、サラダなど2人前を前提とした料金と量ということもしょっちゅうです。とはいえ、海外まで行ってもおなじみ「M」マークのファーストフードチェーンばかりだと相当にもったいない。

一方、アジアの場合は「フードコート」がショッピングモールの中などによくあるので、1人でいろいろと食事するのにまったく困りません。リーズナブルでさまざまな料理が1人でも気軽に食べられます。

フランス・パリも同様です。こじんまりとしたビストロ・レストランのような場所だと、1人でも入れないことはありません。でも、周りを見渡すと1人でディナーを食べているような女性は皆無。もし見つけたとしても手に『るるぶ』を持っていた・・・つまり、日本人女性というあまり見たくない現実を目撃したこともあります。日本人女性のバイタリティは買いますが、パリで1人ディナーははっきり言ってあまり見栄え、よくありません。

しかし、パリにも1人でぜんぜんOKな食事スポットは探せばあります。その1つが、老舗百貨店「ギャラリー・ラファイエット」の上階にあるフードコートです。

ここのフードコートには、サラダ、スープ、パン、メイン料理、アラカルト、デザート、ドリンクと一通りそろっていて、しかも言葉がよくわからなくても指差して注文できて利用しやすさ抜群。しかもデパートなので、クレジットカードも使えます。そして、お金を支払ったら好きな場所に座って食べればいいだけ。1人で食べている女性もけっこう見かけました。

デパートだけあって、料理の味もけっこうなレベル。ただし値段はそれほど安くありません。スープ(小)、サラダ(小)、メイン料理(鮭のムニエル)、ドリンクを注文したら、日本円で2,500円ほどしました。

ただ、旅先で不足になりがちな野菜もしっかり摂れます。特に、特等席がエッフェル塔をはじめ、パリの街を眺められる窓際がおすすめ。ほかにもパリのお一人様向け食事スポット、実は探せばけっこうあります。『パリでひとりごはん』(カイエ・ド・パリ編集部)という本も刊行されています。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。