みんなの五つ星旅行記
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フランス/ギリシャ神話と宗教画の関係

2012/01/13

ルーヴル美術館のギリシャ彫刻

ルーヴル美術館のギリシャ彫刻

これまでヨーロッパやアメリカの美術館を訪ね歩いてきました。フランス・パリのルーブル美術館をはじめ、イギリス・ロンドンの大英博物館、オランダ・アムステルダムの国立美術館とゴッホ美術館、そしてアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館。特にアート好き、というわけではないですが、せっかくその都市を訪れたなら、世界に誇る美術館はチェックしておこう、と。気づいたら「世界四大美術館」で、残るはロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館のみになってしまっています。

ともかく、欧米の美術館をざっと眺めながらふと思ったことが「ギリシャ神話」と宗教画の関係です。たとえば、太陽の神・アポロンが宗教画によく登場します。アポロンと聞いて、ギリシャ神話に登場すると思い浮かぶ人は多いかもしれませんが、その他、ゼウスやヘラ、ヴィーナス、アテナ、アルテミス、ヘラクレス・・・宗教画には多数のギリシャ神話に登場する神々が出てきます。

ルーブル美術館にある「ミロのヴィーナス」だって、美の女神であるヴィーナスがモデルであることは間違いないわけですから。

ので、もし美術館めぐりをするなら、ギリシャ神話をざっとあらかじめ事前にチェックしておいたほうが、より造詣が深まります。ヴィーナス=美の女神、と知っているだけで「なるほどな」とこれまで思ったこと多々あり。

ちなみに、私のギリシャ神話の知識は、文庫マンガです。数年前、ブラッド・ピット主演の映画『トロイ』が公開された際、中央公論新社から出版されたギリシャ神話のマンガ全8巻を「大人買い」して読破。おかげで、ギリシャ神話の知識が身につきました。もちろん、近いうちに書籍でももう一度ギリシャ神話を読みたいという希望はあります。なかなかその時間がないまま、海外の美術館めぐりだけは先行していますが・・・

ともかく、最初はマンガでもアニメでもいいので、ギリシャ神話の知識が少しあるだけで、美術館をめぐるのが楽しくなるはず。ぜひ予備知識を持って行ってみることをオススメします。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。