みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/パリ・モンマルトルの丘をてくてく歩き

2012/01/16

モンマルトルの丘 サクレ・クール寺院

モンマルトルの丘 サクレ・クール寺院

モンマルトルの丘

今回、パリで2回目に泊まったホテルが、モンマルトルの近くにありました。

なぜモンマルトルだったのかというと、単純に「安かったから」です。1つ星ホテルで1泊60ユーロ。パリ20区内のホテルでは"破格値"ともいえるほど、パリのホテル相場は本当に高い。しかし、5階建ての3階でエレベーターはなかったものの、メトロの駅から徒歩2分、カルフールなどのスーパーもあってなかなかの好立地、オーナーは英語が話せますし、参考にしたホテル予約サイト『Booking.com』のレビューは正しかったようです。

そのモンマルトルに滞在しているなら、モンマルトルに行かない手はない、ということで、朝ごはん兼ねてホテルを出て、途中、パン屋さんでパンを買い、いざモンマルトルを目指しました。

しかし、モンマルトルの「丘」というだけあって、丘の上にあります。有名な白いあの教会も、歩くとなかなかハード。別ルートで有料のエレベーターや汽車トラムのような交通機関もありますが、せっかくだからと上ってみたら、予想以上に大変でした。

なんとか教会近くまで上って広場について、カフェで一服。外を観察していると、絵描きがたくさんいるのに気づきました。そう、モンマルトルは「絵描き」が集う街。観光客が絵を描いてもらおうと価格交渉していたり、飾ってある絵を買っていたり。無名の画家たちがたくさん集まっていて、やっと芸術の都・パリらしい光景に出会えた気がしました。

ほかにも、モンマルトルのシンボル的存在・サクレ・クール寺院をはじめ、美術館、カフェ、お土産店などたくさん。でも裏通りを歩くと、閑静な住宅街もあってなかなかいい雰囲気でした。昼だと明るいので、治安も悪くなく、街歩きに最適です。シャンゼリゼあたりの喧騒とはまた違う、パリらしい雰囲気を味わえる場所だと思いました。

特に、アート好きにはモンマルトルはたまらない場所。映画『アメリ』の舞台にもなったことでも知られています。人気の観光地だけど、素朴さも残っている、またいつか訪れたい場所です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。