みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/コンコルド広場からシャンゼリゼ大通りへ

2012/01/15

コンコルド広場

コンコルド広場

シャンゼリゼ通りと凱旋門

シャンゼリゼ通りと凱旋門

ルーブル美術館をツアーでなく自分の時間だけでめぐると、気づいたら6時間以上が経過。それでもまだまだすべての作品を見たとは言い切れない豊富な展示数にただただ圧倒されながら「また次、来ればいい。楽しみに取っておこう」などと自分に言い聞かせ、ルーブル美術館をあとにしました。

そして向かった先は、コンコルド広場です。

ルーブル美術館からチェイルリー公園を抜けると、コンコルド広場にたどり着きます。そのチェイルリー公園もなかなか広いです。昔、マリー・アントワネットもフランス革命でヴェルサイユ宮殿を追われてこのチェイルリー公園にあった宮殿に滞在したようですが、現在、宮殿は火事で消失してしまったものの、テラス部分は残っていて当時の面影を少しだけ感じることができます。そして今では市民の憩いの場となっていて、入場も無料なのでオススメの観光スポットの1つ。

そしてコンコルド広場には、オベリスクが建っています。オベリスクと言えばエジプトの象徴ですが、これもエジプトから運ばれてきたものだとか。広場、というよりも、たくさんの車が走っていてロータリーになっています。また、コンコルド広場は昔「革命広場」と呼ばれていて、たくさんの人々がここで「ギロチン」にかけられて命を落とした、ルイ16世、マリー・アントワネット、ロベスピエール・・・そう考えるとちょっとゾッとしましたが、いまやその面影はありません。名称も「不吉だから」とコンコルド広場に変わったそうです。近くに名門ホテル「クリヨン」もあります。

コンコルド広場からまっすぐ凱旋門までが、かの有名なシャンゼリゼ大通りです。いつでもたくさんの観光客であふれています。

ただちょっと残念だったのが「シャンゼリゼでお買い物♪」気分になれなかったこと。通り沿いにあるお店はほとんど外資系で、パリでなくても手に入る場所も多く、パリジェンヌはほとんどおらず観光客ばかり。ルイ・ヴィトンの本店はさすが貫禄を誇って建っていましたが、ヴィトンを買うほどの金銭的余裕も意欲もない身としては、眺めているだけで十分。

結局、シャンゼリゼは予想以上に「ガッカリ」。観光で一度くれば十分だなと思いました。でも、ホンモノの凱旋門にはさすがに「おおおっ!」と感動しました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。