スペイン アルコスデラフロンテラ
「白い村で有名な街」「国営ホテル パラドール」「旧市街と新市街」「カルフールで買い出し」などアルコスデラフロンテラを紹介します。

スペインの「カルフール」で買い出しする

2014/11/21

スペインの「カルフール」

スペインの「カルフール」

海外でしばらくその街に滞在する時、まずは現地で「スーパーマーケット」を探します。というのも、1日なら外食だけで済ませても、数日以上となるとけっこうな出費になるし、ミネラルウォーターだって駅などで買うよりスーパーのほうが圧倒的に安いので。近ごろ、日本でホテルを予約する時点から「近くにスーパーがあるホテル」を必死に探すこともあります。

アルコスデラフロンテラは"白い村"として知られていますが、観光地である一方、都市ではない田舎なので、住民の移動はほぼ皆、自家用車。その村の中には小さい商店のような店はチラホラあったものの、スーパーとなるとどうも村を出ないとなさそうな気配。バスに乗って30分ほど先のヘレスという都市まで行くべきか、正直迷いました。

そのアルコスデラフロンテラの旧市街、断崖の上にある展望台で遠くを眺めていたら、ふと、『カルフール』の看板を遠くに見つけました。「やった!カルフールがある!」と喜び、その方向に向かって歩き出しました。しかし、展望台から見えた距離もかなりありそうで、案の定、片道3kmほど歩いたでしょうか…やっとのことで着いた時は、まだ5月初旬なのに汗だくになりました。

ただ、歩いた甲斐はあって、さすがカルフール、品揃えは豊富でした。ミネラルウォーター2リットルを2本、フルーツジュース、パン、バナナ、サラダ、おつまみ、お菓子…など、非常食も兼ねた買い出し内容で、たっぷり買い込みました。

ちなみに、カルフールは本場のフランスだけでなく、イタリアにもありますが、日本にも以前はあっただけに、他の海外でのスーパーに比べると買い物がしやすい気がします。

そして、帰りです。ペットボトルをはじめ、明らかに荷物が増えました。しかも、ホテルは展望台の近く、絶壁の上で上らないといけません。これがまた行きの何倍もキツかったですが、なんとか上った、というより、上るしかなかったというべきか。スーパーに買い出しに行くだけで往復6km(!)田舎ぐらしの大変さを垣間見た気分を味わいました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。